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• 晴海
• 50代・女性
• ★★★☆☆

• べっぴんさん

カーネーションは有名服飾デザイナーの物語です。
私もこのドラマの出演者のデザインした洋服を持っていたので、さらに興味深くドラマを観ることができました。

ドラマの感想としては、予想以上にある意味男前な女性の物語だったと思います。
岸和田のだんじり祭りのイメージが強く、ミシンの動きがここから来ていることを始めて知りました。

時代背景から言っても、女性が世の中で活躍していくためには、いろいろな壁があったと思います。
それでも前向きに自分の進むべき道を進んでいく、とても強い女性だったという印象があります。

私は服飾に関しては良く分からないことが多いのですが、このドラマをきっかけにこの業界の奥の深さを知ったように思います。
服飾デザイナーの物語は海外ドラマも含めて数多くありますが、やはり独特の凄い世界だと改めて思いました。

このお話も実話を基にしています。
その為、とても見応えのあるドラマだと思いながら観ていました。

• とむるな
• ５８歳・男性
• ★★★★☆

• 細腕繁盛記

このカーネーションの最大の魅力は、椎名林檎の主題歌でしょう。

この時代に合わせたような不思議な曲調、最初は変と思ってましたが耳に残ることもあり、ストーリーとなんとなくマッチングしていく。

次第に心地よくなっていくすっとドラマに入って行った気がします。

糸子と３人の子（コシノ姉妹）の話、糸子のだんじりへのこだわり初の洋服を作っていく過程、夫との死に別れと新しい恋、次第に開花していく３人の子供たち、ビッグ母ちゃんですね。

戦時中のミシンを供出しなかった話が特に印象に残ってます。

暗い戦時化を笑わせてもらって小気味いい展開でした。

又、今で言う不倫、堂々とする恋に自分の信念を貫く姿勢は素晴らしいとおもうのですが、朝ドラに不倫、子供が出たときは、やはりまずいよな
と思えて、この話はやく終わらないかと思ってました。でも、ノンフィクションなら仕方ないですね。

主題歌、役者、演出、尾野真千子のはまり役でした。

長く、秀作として君臨間違いなしのドラマです。

• ruru
• 30代・女性
• ★★★★★

• あさが来た

ほぼ無名だった尾野真千子さんの演技をじっくり見たのは「カーネーション」が初めてでした。けれど、彼女の演技を初めて見た時に一瞬で心を掴まれました。大阪・岸和田という下町で育った男勝りな糸子役をユーモアもありつつカッコよく演じてくれました。

小原家は中盤から父親と糸子の旦那さんが戦死し、女性ばかりの家族で過ごしてきました。糸子の母親はおっとりとした女性で憎めず、祖母は糸子とよくぶつかり合いながらも言いたいことを言い合う関係は見ていて微笑ましかったです。

大黒柱として洋裁店を切り盛りし、子供たち３人を育てていく糸子は肝っ玉母さんでしたが、途中で長崎から出てきた紳士服職人の周防と出会い恋に落ちるところは見ていてドキドキしました。

綾野剛さんを見たのも初めてで、「この素敵な男性はだれ？」と朝からワクワクしたものでした。

糸子の幼なじみの奈津との関係も切っては切れないもので気の強い奈津と喧嘩をしながらも放って置けず、お互いがお互いの幸せを願っているところが伝わってきました。

• ぽんさんこん
• 30代・女性
• ★★★★★

• マッサン
• てっぱん

初めて全話観た朝ドラです、有料配信でみたのでリアルタイムではないと思います。

主人公の喜怒哀楽が激しく、それに感情移入してしまった私も泣き笑いそして号泣してました。やはりコシノ三姉妹の母親がモデルというだけで女性は観てみたくなると思います。

それと戦前から現代までの洋服の変化がとても興味深かったです。三姉妹の姉妹格差や葛藤もありとても良かったです。私も三姉妹なので心情がよくわかり泣きました。

舞台が岸和田なのでだんじり祭りもカーネーションの要になってます。

60すぎた糸子が祭りの後、引退したイブ・サンローランを思いながら「長い間ほんまにお使いにおつかれやったな、うちはまだまだやるで」とファッション界に何十年も貢献したイブに敬意をおくり、自分は一生仕事をする決意をします。

号泣しました。

実際のイブの映像も使われていました。自分の仕事にプライドと覚悟をもって最後まで生きる、かっこよすぎますよ。

糸子の恋愛関係はほとんど描かれませんが、不倫相手が綾乃剛で驚きました。出てたんですね。もう少し三姉妹のそれぞれの仕事についてみたかったです。それと糸子が四姉妹だったので他の姉妹の大人になってからが見たかった。

一年ぐらいやってほしかったです。

• やん
• 20代・女性
• ★★★☆☆

• ホットマン

朝ドラの「カーネーション」と聞くと、椎名林檎さんが歌っていた主題歌『カーネーション』のメロディーが頭に流れます。そのぐらい主題歌の印象が強いドラマでした。

この作品で尾野真千子さんの知名度が上がったと思います。

それまで彼女のことを存じ上げませんでしたが、カーネーションで女優としたの地位を確固たるものにしたのではないでしょうか。
正直、他の朝ドラに比べると印象は薄いです。

デザイナーのコシノ三姉妹とその母の物語ですが、トントントンと話が進んでいったような印象を持ちました。

ドラマのラストシーンで、「今度私達の物語が朝ドラになるんだってよ」と、三姉妹が話していたのが印象に残ります。そしてラストには、病院と思われる場所である老人がカーネーションの一話を観るシーンが今でも忘れられません。あの老人は誰だったのでしょうか。最後まで疑問が残るドラマでした。

母と子の愛や絆というテーマがあると思いますし、その手の作品が好きな人にはウケると思います。