ドラマ『オレンジデイズ』｜無料で見放題できる動画配信サービス10社まとめ

• あたん
• 20代・女性
• ★★★★★（10/10）

• ラストフレンズ
• ただ君を愛してる

オレンジデイズのドラマが放送されていた当時は、わたしは中学生で、話の内容には興味がなく成宮寛貴さんのファンとゆうだけで視聴していました。

話の内容も耳の聞こえない女性の青春ラブストーリーで、どちらかとゆうと好きではないジャンルのドラマでした。

しかし、見ているうちにどんどんハマり、今でも大好きな大切なドラマです。

柴咲コウ演じる、耳の聞こえない女性は、気が強く、人を寄せ付けない性格でした。

ある日、耳が聞こえない事で大好きなバイオリンを諦めて大学内でバイオリンを生徒に売りました。しかし、それを探して見つけて返したことで、仲間が出来て、サークルを作りました。

みんなでキャンプしたり、大学で集まって話したり、なんの変哲もない大学生の青春ですが、その中で恋をしたり失恋したりと甘酸っぱいストーリーが続きます。

そして柴咲コウと妻夫木聡は惹かれ合いますが、なかなか素直になれない柴咲コウに呆れたりケンカしたりと遠回りを続けて、最後にやっと結ばれます。

最終回では一緒に暮らす妻夫木聡を柴咲コウが見送る場面で終わりますが、耳が聞こえない柴咲コウは、話すこともしなかったのに、「かい、行ってらっしゃい」とたどたどしく言いました。

本当に感動して一生忘れない名場面に出会えたなと今でも思っています。とても素敵な作品でした。

• ＭＪ
• 29歳・男性
• ★★★★☆（7/10）

• たった一つの恋

オレンジデイズでは思わぬ病気によって聴覚を失った女性を主人公に物語が進んでいきます。

このドラマの魅力的な点は『共に生きる』ということにあると思います。私は幸いにして5体満足でこれまでの人生を生きてきました。

主人公の女性の様に耳が聞こえなくなったことはありませんし、腕が欠損しているわけでも、目が見えないわけでもありません。

ただ、同時に言えるのが私が捉えている『世間』とは『健常者』と呼ばれる人たちの中心の世界であるとも思うのです。

特に日本人は民族的価値観によるものか健常者以外の人々を「恥ずべきもの、隠すべきもの」として考え、時には「異常者」として断罪する心ないことまでやってのけます。

昨今話題となっている知的障碍者の強制避妊手術がその良いかもしれません。そのような社会は許されるべきではありません。

健常者・障碍者というレッテルを貼って区別をするのではなく、同じ人間であることを自覚し、病気ではなく個性として考える視点が必要です。

オレンジデイズというドラマはそのことを考え、訴えてきているように感じました。

• みっこ
• 30代・女性
• ★★★★☆（8/10）

• あすなろ白書

うまくいったりいかなかったり、切なくてむずむずするドラマでした。

妻夫木聡が爽やかでかっこいいんだけど、いい人過ぎてちょっと草食系な感じが物足りないという役をとても上手に演じていました。

そして聴覚障害のある女の子を演じていた柴咲コウも、気の強い感じがとてもぴったり。素直になれない感じが可愛くてはまり役だったと思います。

オレンジデイズをきっかけに、簡単な手話を知ることもできました。

大学生という設定で、図書館のシーンなどがよく出てきてとてもリアルでした。

学生時代の青春を思い出させてくれるようなドラマで、あまりにベタで恥ずかしくなってしまうようなセリフもあるのですが、ドラマとして楽しめます。

脇役も白石美帆など今じゃなかなか出てこないようなキャストが多く、今見たら違った楽しみ方もできそうです。

主題歌がミスチルのサインで、それがとてもドラマに合っていました。サインを聴くたびに今でもオレンジデイズを思い出します。