ドラマ『結婚相手は抽選で』｜無料で見放題できる動画配信サービス10社まとめ

• プロンター
• 60代・男性
• ★★★★★（9/10）

• 逃げるは恥だが役に立つ

1~8話を見た感想は、明るい男女の未来を予感させるエンドで良かったと思います。

少子高齢化社会で、今や外国人労働者も受け入れないと経済も立ち行かない日本にあっては、取り上げるに足る評価されるべき真面目なテーマだったと思います。

抽選による強制見合いで見知らぬ相手と3回までの見合いで人生を決めなければいけない緊張感もありますが、それだけでなく男女の恋愛観も絡み、見合いの結果が、どう転ぶのか視聴者として、引き込まれて行きました。

恋愛、結婚という個人の自由が、法律で束縛されるという不合理に立ち上がった主人公の宮坂は、どこにでも、いそうな内気な草食系男子だと思います。

それが、友達の北風が今の時代、13人に1人はLGBTだとドラマの中で言っていましたが、どうしても異性と結婚しなければいけないというのは耐え難い苦痛でしょう。

しかも、小野寺大臣の娘のひかりもLGBTとわかり、最初はショックだった小野寺大臣も最後は理解を示して法律の廃止を決めたのは英断でした。

それだけでなく、第3話では子供が産めないと宮坂に告白した女性は、まさに少子高齢化対策の政府の方針にそぐわない不適当な人物として大変な負い目を背負うことになります。

そんな事もあり、当初は総理大臣から２０年前に離婚した一介の元スポーツ選手だった自分を抜擢し恩を売られて就任した小野寺大臣の立場からすれば総理大臣をも裏切る行為で、普通はあり得ない事ですが、それだけ人権蹂躙の疑いもあったという事でしょう。

全体を通じて微笑ましかったのは、プライドが高い奈々が２年交際した嵐望に振られ、宮坂と見合いをした当初は、宮坂を馬鹿に仕切っていたのが、再会する度に、宮坂は潔癖症が治り、奈々も自分を素直にさらけ出せるようになり、それを宮坂も素直に受け入れていく事で、平行線だった2人の距離が狭まっていくプロセスは、法律のポジテイブな効果だったかもわかりません。

• なあさん
• 30代・女性
• ★★★★☆（8/10）

• フリーター家を買う

未婚者はいけない、少子化対策に歯止めをかけるために適齢期のモノは結婚して子を成すべしと、遠回しに政府が現実で言えば安倍総理が言っているように感じる法案に反対する若者たちの気持ちに共感を覚えるところもあります。

ドラマには子を産めない人、同性愛者、結婚したくてもできない人、永遠と独身でいたい人などが登場し、理不尽な国に反発しているのを見て、子供を産めと言う割に、子を産む世代にばかりお金の負荷を年々かけ続けるのが日本だと感じた部分もあります。

結婚して子供を産めという世代は、恵まれた自分達の時代と同じことができない今の若者の現状を理解しているのかと言いたくなります。

このドラマで良かったのは、メインの4人の男女が、この理不尽な法案を通して心身共に強くなり、以前より好印象に感じる人に変われたところが良かったです。

適齢期の未婚者の人や、少子化対策のために婚活を推奨する日本の現状に嫌気がさしている人は、本当に共感を覚えることが多い作品です。

• ともみ
• 39歳・女性
• ★★★★☆（8/10）

• 中学聖日記

法律で決められたお見合いをして結婚するというストーリーに最初は違和感を感じました。

少子化対策の一環として作られ、国が主導して行うというのが現実ではあり得ませんが、結回数を重ねるごとに疑似体験をしている気分になり興味が湧いてきました。

自分が対象だったら、お見合いで出会った人が結婚相手として相応しいかを短期間に判断できるのか、本当に好きかどうかわからないまま結婚できるだろうかと考えながら見ていました。

その中で、嫌な部分に目を向けるのではなく、相手の良い所を一つでも見つけようという気持ちがないと人間関係は築けないと思いました。

強制的なお見合いが良いとは思えませんが、独身の方が自分が求める幸せについて考える良い機会になっているので、この法律も意味があったと思います。

お見合いがうまくいかずに終わってしまうのではと思っていましたが、最終的に皆が自分の幸せを見つけられて良かったです。

幸せは人それぞれ、結婚が幸せのすべてではないということを教えてくれたドラマでした。

私は既婚者ですが、私自身も幸せについて考えたり、最近夫の悪いところばかりを見ていたので改めなければいけないと気付かせてくれました。”

• しおり
• 30代・女性
• ★★★☆☆（5/10）

• 億万長者と結婚する方法
• 逃げるは恥だが役に立つ

コミカルな内容かと思ってはじめは観ていましたが、意外とシリアスな内容になっていったと思います。

深夜ドラマなので、リアリティーなどは追及しませんが、一見ありえないSFもののような設定でしたが、わりと現代の感覚に合っていたと思います。

若い人の結婚観や実情と、周囲や親、そして国が求めることがまったく解離している感じなど、まさに今の時代の今の若者の生きづらさを反映していたと思います。

抽選という制度はさすがにありえないように思いますが、実際マッチングアプリなどで会った人と、なんとなくや、義理のデートを続けることはありますし、これといった理由はわからないものの交際を断るこもあるので、その変は最近の恋愛ツールの不便さや無意味さがうまくトレースされているように思いました。

また、主人公の友人であるLGBTの男性のような存在が、がまったくもって無視されている状況には、涙が出ました。

そういう意味でも、まさに今の若い人に向けたドラマだったと思いました。”

• ノッポちゃん
• 50代・女性
• ★★★★★（10/10）

• こんな未来は聞いてない!!

結婚相手は抽選でとタイトルに惹かれて見ました。我が家も適齢期の娘がいたことで興味あるタイトルでした。

国家が適齢期の男女で独身者を抽選で見合いさせる、3回まで見合いが可能で3回断わるとテロ対策に送られてしまうという法案だ。

結婚しない人が増えている事から、私は簡単に面白い、中々いい法案と気楽に見ていましたが、法案に該当する人達は可愛そうでした。

法案の前に駆け込み結婚して、失敗したと思っている人。潔癖症の人、同性愛者など悩みはそれぞれ有りました。

容姿が悪いから子供のころから勉強を頑張って、みんなが遊んでいるなか頑張って来たのに、今頃と悩み、自分から断ってテロ対策に行くと言う女性。

この法案で良かった人もいるとは思うが、悩み悲しい思いをした人が沢山いた事で被害者達が立ち上がり、法改正に持ち込んだ。とにかく考えさせられました。

結婚というデリケートな問題を娘とも話しをする機会が出来て大変参考にもなり良かったです。