新参者シリーズ（映画/ドラマ全5作品）｜無料で見放題できる動画配信サービス10社まとめ

• みーな
• 20代・女性
• ★★★★★（10/10）

• 相棒

物語は刑事の加賀が1つの殺人事件を追うというもので最終回に犯人も分かり謎が解けるのですが、そこに至るまでの各話がとても人情味あるあたたかい「事件解決もの」ストーリーになっています。

所謂、悪事をあばいて事件を解決するというよりは、人形町に暮らす人々の日常の些細な変化や事件を加賀が解決することで夫婦愛や家族愛など、人と人との関わりが浮き彫りになるとても感動的な内容になっていました。

人形町に暮らす人々が次々に物語の主人公になっていくのですが、その人々同士の関わりなども徐々に視聴者に伝わるような展開になっていて、それでいて最終的には犯人に繋がっていくので非常に秀逸な脚本だなと思いました。

タイトルの「新参者」は人形町にやってきた加賀自身であるところも面白いと思いました。

ドラマをだんだん見ていくと、物語の登場人物はもちろん役者さんなのですが、まるで本当に人形町に暮らしているような錯覚を覚えて、人形町の名所や名物なども頻繁に登場することもあり、人形町に行きたくなります。

1つの場所に特化してしかもそれを上手く生かした物語になっているのもこのドラマの魅力だと思いました。

• ルル
• 24歳・男性
• ★★★★☆（8/10）

• 遺留捜査

一話につき一つの謎が解決し、より大きな謎に繋がるというストーリー構成が面白く、回を追うごとにどんどんハマッていった作品でした。

それに最終的な大きな謎に向けてちょっとずつ謎が解けていっているはずなのに、より謎が深くなっていくところもさすが原作が東野圭吾さんといった感じで私好みでした。

そして最後にすべての謎が明かされたとき、犯人は私の予想したものとはまったく違っていて驚いたのですが、よくよく考えてみるとそれまでに伏線がさりげなくあちこちに散りばめられていたのです。

なので決してアンフェアではなく、むしろ推理好きの人にもフェアな作りになっていたと思います。

それにしてもこのドラマは主演が阿部寛さんじゃないと務まりませんね。

原作の加賀恭一郎のイメージにもぴったりだし、生真面目ながらどこかトボけたようなえん儀は阿部さんだからこそしっくりいったのだと思います。

私自身は原作を読んでからドラマを見たのですが、原作の雰囲気も壊れていなかったし、ドラマとしては良い出来だったと思います。

• wai
• 20代・女性
• ★★★★☆（8/10）

• ナミヤ雑貨店の奇蹟

原作の東野圭吾先生の作品が好きで、特に「加賀恭一郎シリーズ」は好きな作品の一つなので、ドラマになると知った時からすごく楽しみにしていました。

1話1話違う人物にスポットを当てて、お話が進んでいく展開にワクワクしました。大体のお話が1話完結で、つながっていないように見えて、最後には全部つながり、真相がわかったときはスッキリしました。

出てくる人たち全員がほかの誰かのことを思って、嘘をついたり、かばったりしていて大切な人のためにはどんなことでもできるのだなあと考えさせられ、最後は少しホロリとしました。

主人公の加賀恭一郎を演じる、阿部寛さんをはじめとして、好きな俳優さん、女優さんがたくさん出演されていたので、お話だけではなく目でも楽しめました。

自分は地方出身なので、このドラマを見て人形町に行って加賀恭一郎のように歩きまわってみたい、また、人形焼がいろんな場面で出てくるので、人形焼がすごく食べてみたくなりました。