冲方丁のミステリー小説が原作で、堤幸彦が監督の映画『十二人の死にたい子どもたち』。
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十二人の死にたい子どもたち|動画配信状況
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2019年7月2日調べ
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字幕・吹替の表記がない場合はどちらも配信中。
SP=スペシャル版/SF=スピンオフ作品
『十二人の死にたい子どもたち』は7/24リリース予定!オススメの動画配信サービス
映画『十二人の死にたい子どもたち』の動画配信は2019年7月24日からリリース予定。
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[unext_eiga]十二人の死にたい子どもたち|作品情報(スタッフ・キャスト)
十二人の死にたい子どもたち(映画1作目)
原作 | 小説(冲方丁) |
監督 | 堤幸彦 |
脚本 | 倉持裕 |
制作 | オフィスクレッシェンド |
公開年 | 2019年1月25日 |
- 杉咲花
- 新田真剣佑
- 北村匠海
- 高杉真宙
- 黒島結菜
- 橋本環奈
- 吉川愛
- 萩原利久
- 渕野右登
- 坂東龍汰
- 古川琴音
- 竹内愛紗
十二人の死にたい子どもたち|視聴者の感想と評価・評判
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などの映画。この中に「過去に見て面白い!」と思った作品がある人は、『十二人の死にたい子どもたち』もハマる可能性高いですよ。
傷をいたわりたいか、軟弱かもしれない若者を叱るか、「死にたい!」の連呼の明るさをどう受け取るか、大人の試験とも捉えられる作品
- 日本の修行者(40代・男)
- プレデター2(遠隔特設モニタールームと言えば。)
映画の公式サイトで、前宣伝動画を見ました。十二人の若者たちが、一斉に「死にたい!死にたい!」と連呼するのです!びっくりしました。とても観られないと思ったのですが、原作作家と映画監督が有名な方なのですね。何かカラクリがあるのだろう。タイトルの異様さからすると、メジャー的であり得ない、と思ったので、映画館で観ることにしました。
原作は、歴史ものミステリー小説で有名な沖方丁さん。あまりにも執筆ペースが速いので、超人的なスタミナの作家さん。監督は、堤幸彦さん。「金田一少年の事件簿」(第1・2シリーズ)や「TRICK」シリーズ、「20世紀少年」3部作、「ケイゾク」、「SPEC」シリーズ、「イニシエーション・ラブ」、「天空の蜂」、「人魚の眠る家」等が代表作です。
堤監督は、映画業界の新人時代に、「電信柱」と呼ばれていたところからのご出世だそうで、成り上がりは、若者に厳しいのかな?とも思わされてしまいます。映画監督は、カメラの横にあって、現場に指示を出す、伝統を堤監督は廃して、別の場所にテントを設置して、その中でモニターを見ながら、遠隔的に指示を出すスタイルをとっているそうです。「 「TRICK」-劇場版-ラストステージ」(2014年)では、仲間由紀恵さん(山田奈緒子さん役)が死地へ向かうシーンがあります。「もし、死後の世界が存在していれば、1年後に連絡方法を見つけ、必ず連絡するから。その時は、寿司と餃子を死ぬほど奢ってくれ。」なんて。山田奈緒子さん、かわいいですよね。それなのに、監督が、遠隔モニターからだと、現場の大将でなく。「映画の現場はマモノ」のような戦場も、遠くから、クールに眺めたら…、12人じゃなく!13人いる!なぜ!?だれなの!?安楽死自殺の集いに集まった12人の子どもたち(全員高校生)。一人、集いのメンバーでない人がいて!
サスペンス映画、2019年の堤監督は、ヒヤッとさせます。面白いです!
題名と全く違う、考えさせられる内容
- piro(40代/男)
- 舟を編む
- キサラギ
題名からの印象で殺人事件が起こり、次々に人が死んでいく話なのかなという想像をしていました。
実際は、一人ひとりの自殺願望について、自殺に対する考え方、なぜ死にたいのか?という背景を深堀していくストーリーでした。
題名で損していると思います。題名からのイメージで見ないというお客さんも多いのではないかと思いました。
登場人物が12人と多すぎるため、登場人物の名前を覚えるのも難しく、なかだるみがでてくると思います。もう少し人数も絞ったほうが感情移入しやすいのではないかと感じました。
中盤からラストにかけて、最後のオチを予想しながら見ていましたが、予想のままに終わりましたので、最後が予想しやすい作品という印象でした。
ホラーでもサスペンスでも感動系でもないシンプルな作品
- あまね(30代・女)
- 暗黒女子
- ソロモンの偽証
- 予告犯
若手の””演技が上手い””と言われている方やよく見かける方が多数出ていて、12人の個性豊かなキャラクターをどう演技で表現するのか興味があったので観てきました。
予告をみてホラーっぽいのかなと思っていたのですがサスペンスでもなく、ミステリーっぽい感じだったので怖いシーンがなかったことにはホッとしました。でも12人の話を聞いてからの推理シーンがちょっと答えありきで進んでるというか、よくその答えを導き出せたなって思っちゃいました。ちょっとストーリー展開が雑だったのでもう少し一人一人に焦点を当てるとか、重要人物だけでも掘り下げていたらもう少し感情移入できて見ごたえがあった気がします。
原作を知っている人には面白いといえるのかも知れませんが、原作を読まずに映画を観に行ったので個人的には映画館で見るほどでもなかったかなという印象です。予告からは予想できないハッピーエンドだったので、最後にもう一捻りぞわっとするようなダークな笑いがあってほしかったです。
若い頃は悩むことも多いかも知れないけれど生きていれば楽しいこともあるんだよ
- はとむぎ (30代・男)
想像していたものとは違うけれど充分に満足出来た。殺伐としたデスゲームものかと思っていたので予想外に前向きな終わり方で感動した。ご都合主義な点もあるとは思うがよく出来たミステリーでありジュブナイルだ。誰がなんのためにどうやってそんなことを、テンポよく次々と事件が起きて謎が提示されるので見ていて飽きることがない。13人の子どもたちはみんなキャラが立っていて魅力的だった。それぞれがどうして死にたがっているのかもっと掘り下げられたらなお良かった。各キャラクターのエピソードが少し薄い気がして、そこが少し残念なところではある。ただどのキャラクターも役者さんの演技がハマっていたので感情移入は出来る。ラストのどんでん返しが良かった。サトシは怖い子。
苦悩する若者の内向的心理から、他者との触れ合いによって視野の広がった心理に成長する姿
- 社会派堤(30代・男)
- 12人の優しい日本人
人気のある若手イケメン俳優と女優の揃い踏みに映画のタイトルが奇抜さから、それぞれのファンになっている若者をターゲットにした物語だろうと思って見に行きましたが、予想を覆す展開と意外なほどの内容の濃さに驚くばかりでした。
12人が集まるはずが、13人目の少年が横たわっている状況を目にしてすぐにサスペンスと思い浮かべてしまうのは、世の中に溢れた奇抜な映画物語の影響を強く受けた現代人病なのかもしれない気がしました。
10代の若者が感じる不安感の溢れる心理をそれぞれの俳優が個性的に演じていて、他者の悩みに触れる事によって感情表現によって物語に引き込んでいく力は高く魅力的、社会派映画と捉えて見るべき作品と感じられて、堤幸彦監督の考えを表現し切った若い俳優陣は素晴らしく、これからの日本のエンターテイメントを背負っていくメンバーが一度に見られる貴重な作品です。