ドラマ『オヤジぃ。』を無料で見放題できる動画配信サービス10社まとめ

• ナユ
• 30代・女性
• ★★★★★（10/10）

• 渡る世間は鬼ばかり
• ひとつ屋根の下

頑固で自分の言ったこと、考えを常識だと言わんばかりに家族にも共有を求めるオヤジぃ。

健気に従い、そんなオヤジぃ。を支えてきた母。真面目な長女。反発心の強く、ムードメーカーでもある次女。自分の問題に向かいながらも悩み、否定され続ける生活を送る長男。

ウチの家族構成と全く同じで、登場人物の年代も一緒。

それぞれに思うことがドラマの中のストーリーとも思えないほど私には、リアルすぎるくらいリアルなドラマでした。

父は、家族愛が強いことも私はわかっていましたが、ドラマのように素直に受け取れず押し通す父と言いなりになっている母に不満さえありました。

ドラマの中でもそうですが、誰もが家族一人一人を思っていることには変わりはないはずなのにどこか反発してしまう。

父の素直になれない姿も自分の父を見ているようで苦しくなったり、ドラマを通して気持ちを知ったように思えたり、私にとっては家族への感謝や愛を確認できたようなドラマでした。

• りんご
• 40代・女性
• ★★★☆☆（6/10）

• おとうさん

田村正和演じる頑固なお父さんとその家族のお話です。

黒木瞳さん演じる奥さんがお父さんのためにカレーを作り、「お父さんは一晩寝かせたカレーが好きだから」というシーンが印象に残っています。

夫や子供たちのために家のことに専念して、常に家族のために働いている姿には理想のお母さん像を見ました。

子どもたちもそれぞれで、頑固なお父さんに反発しつつも、自分の道を模索し、がんばっている姿には応援してしまいました。

同じ両親から生まれていても、それぞれ異なる性格で面白いです。

また、お互いを信頼しているからこそ言いたいことが言え、相手の言葉に傷ついたり、考えさせられたりするのだと思います。

家族だからこそ抱く感情や、反発、それでも離れられない心情などがうまく表現されており、最終的には家族っていいよね、というメッセージが伝わりました。

かなり前のドラマなので、その後どうなったのか、今、どうしているのかとても気になります。続編をぜひ見たいドラマの一つです。

• アクア
• 40代・女性
• ★★★★★（9/10）

• ランチの女王

田村正和さんが、頑固おやじの頭がかたいお父さんなのですが、頑固おやじと聞いてイメージする昭和のダサいおやじとは違い、やっぱりダンディーで、なんだか素敵なんです。

その奥さんを黒木瞳さんが演じているのですが、よく働く素晴らしい奥様であり、母親なんです。

このドラマは、家のリビングや台所などがとても素敵で、家の外観や周りの雰囲気もドラマに合っていて、そういうセットを見るのも楽しかったです。

子供三人がそれぞれいろいろな問題を抱えていて、ガヤガヤともめるのですが、なんだか常に温かい、そんなドラマに仕上がっていました。

こんな素敵なお父さんなら、少々頑固でもいいかな、と思えるくらい田村正和さんは、やっぱり素敵ですね。

若い岡田准一さんや広末涼子さんも出演していて、今思うとなんて豪華なキャストなんだと驚きます。

劇中に流れる、さよなら大好きな人がとても印象的でした。あの曲を聴くとこのドラマを思い出すくらいピッタリ合っていました。

• ふじお
• 40代・男性
• ★★★★★（9/10）

• パパはニュースキャスター
• 毎度おさわがせします

家族をテーマにしたドラマでしたが、頑固なところが目に付きました。

娘2人と息子1人の5人家族ですが、お父さんの言うことは絶対的な考えです。

長女には浮いた話がなく、27歳にもなって親元にいることを心配しています。

お見合いすれば、わざとらしく近くを通ったから寄ってみたなどの心配症です。

次女は、頑固おやじに嫌気がさし、家を出て行きましたがすぐ戻ってきてしまいます。弟は、予備校で知り合った彼女でしたが、山姥みたいな女性です。

口うるさいおやじが認めるわけがありません。

いちいち干渉してしまう悪い癖ですが、子供達は尊敬してる面もあります。

街角で見ず知らずの人に文句を言って、痛い目に遭うこともあります。頑固おやじですが、言っていることは全部正しいので何も言えません。

マナーや態度が悪いと、すぐ注意してしまうのは自分に自信があるからだと思います。

今時の人には理解できないかもしれませんが、常識非常識が分かる人です。

少し丸くなれば、娘や弟も結婚しやすくなると思います。

• ブランカ
• 32歳・女性
• ★★★★★（10/10）

• 涙をふいて

頑固だけど腕は確かな町医者の父と優しい母の元に暮らす三姉弟が、一見楽しく暮らしているようで、実はそれぞれ深いところでは問題を抱えているところが現実味があって良いです。

しっかり者の長女、自由奔放な次女、暗黙の了解で後継ぎを期待される末っ子長男という、兄弟のステレオタイプのような三人なので、観ている側はそのうちの誰かに自分を置き換えることができ、感情移入することができると思います。

徐々に家族の関係に綻びが出て、それがだんだん大きくなるのですが、最終的には家族みんなで解決します。

三姉弟はそれぞれが抱える問題に対して、思いもよらない道を歩み出したので、良い意味で期待を裏切られ、最後まで楽しめました。

更にこのドラマは、トラブルメーカーに見えた家族を取り巻く人々すらも、自らの道を決めて明るく歩き出すまでが描かれるので清々しい気持ちを与えてくれます。

全編を通して、誰にでも悩みとコンプレックスがあって、それでも進むべき道を考え抜いて生きていくのだと感じ、自分も頑張ろうと思える、勇気をくれるドラマです。