映画『告白』を無料で見放題できる動画配信サービス10社まとめ！

• ぽむ
• 20代・女性
• ★★★★☆（7/10）

• 悪の教典

とにかく松たか子さんの演技が素晴らしいです。

とても冷静で淡々と話す姿に少し不気味さを感じ、ストーリーが進むにつれ目が離せなくなります。

生徒が映されているシーンが多いにも関わらず松たか子さん演じる先生の存在感をいつも感じさせられます。

簡単に説明すると娘が死んだ原因である生徒達に復讐していくといったストーリーになっているのですが人が自分の死に直面した時にどういった心理状態になるか、死が迫っている時に人はどうやって生きて行くかがしっかりと描かれていて見入ってしまいます。

また死が近づいている人の周りの人間の心情もしっかりと描かれていました。

先生という立場から生徒に命の重みを教える、といった簡単な話では終わらないところもこの映画の魅力に思えました。

この映画は2回ほど見たのですが映画の表紙を見るたびにまた見たくなるようなそんな不思議な映画ですし、見るたびに色んな事を考えさせられます。

単なる復讐映画ではありません。

• M.S
• 50代・女性
• ★★★★★（10/10）

• 悪の教典

とにかく衝撃な作品で度肝を何度も抜かれた展開だった。

１年生の3学期の終業式に中学校の教師を担任していた森口から衝撃的なことを聞かされる生徒たちだった。
この生徒の中に森口の子供を殺した犯人がいた。

学校の教師という人がエイズ患者の血液を牛乳に注入することに意外性を感じ身震いがしました。
もしこの生徒たちの中に犯人がいれば警察に取り調べて貰えばよかったのにと思ったが、学校が絶対に隠蔽するに違いなく、森口の復讐劇が始まるとは思いもしなかった。

自分の手で犯人を手を使い追い詰めるのではなく、精神的に追い詰めてい行くことがこんなにも恐ろしことになるとは思いもしなかった。
森口の子供に携わったであろう人物は２人、どちらが犯人なのかと色々想像してしまうが、生徒たちを精神的に追い詰めていく森口の恐ろしさが怖かった。

単純な作品かと思った告白だったがこんなにも人間が壊れていく姿に驚いたことがなく、見終わった時は衝撃過ぎて暫く何も手につかなかった。

• シェリー
• 30代・女性
• ★★★★☆（7/10）

• 少女（湊かなえ原作）
• スマホを落としただけなのに

自分の最愛の娘を自分の受け持っている生徒に殺されたことへの恨みから、復讐をスタートさせるセンセーショナルな作品です。

とても大事に大事に育てた何の罪もない我が子を理不尽に失ったのであれば、いくら教師と生徒という立場であっても、こんなにも狂気にも満ちた復讐ができるのかと唖然としました。

なかなか今までに見た「復讐」を題材にした作品とも違うなと思いました。

生徒も生徒で何にも恨みのない、幼い少女をなぜ殺したのか、という場面が描かれていますが、常軌を逸脱していて恐怖さえ感じました。

松たか子さん演じる被害者の母であり担任の先生、殺害の嫌疑がかけられた二人の男子生徒、周囲の教師や生徒それぞれの思惑が、それぞれの視点から描かれていたのは斬新でした。

そのため、誰が何のためにその行為を行ったのかというのが、当事者の目線や気持ちになってわかるのです。

最後の最後まで、どのように決着がつくのか、どんな復讐が起きるのか、はたまた誰も報われないのかが気になってしまって目が離せませんでした。
ショッキングな内容も含まれているため、万人受けはしないでしょうし、賛否両論がある作品ですが、登場人物の心理がうまく描かれていると思います。

• ea
• 30代・男性
• ★★★☆☆（6/10）

• 暴力教室

原作は本屋大賞受賞作であり、命の重さといながら子を殺された母はの復讐劇となっています。そして、いきなりぐさっは目には目をの報復でなく直接手を下さないで、じわじわ毒を盛るようなクレバ―な主人公は中学教師です。またこの作品は原作そのものが賛否があって、映画のほうのレビューも平均高得点ですが、物議かもしていて、ストーリーは引き込まれますが、決してすっきりしない後味悪いものだけに原作未読の知識なしに映画見ればやりきれない思いになるでしょう。っ所いて、確かに松たか子演じる先生の独白はすごくて前半３０分ほどですが、淡々と丁寧語で語るトーンに背筋凍ります。そして後半別人みたいに感情時にあらわに、涙したりする姿鬼ケ迫ってきます。

そして犯人bを溺愛する母。この人の生活感なさはいつ見ても人形みたいで演技かどうか疑問ですが、殺風景なリビングなど見れば、監督が書きたいｂの母はそうした美女でいいのかも。そして、岡田演じる脳内麻薬沙列中の教師ですが、うざったさ出ていて熱演でした。

• もちうさぎ
• 50代・女性
• ★★☆☆☆（3/10）

• 悪の教典

松たかこさん演じる森口が自分の手を汚す事なく周りの人間を巻き込みながら少年Aを追い詰めていく描写が怖かった。ラストで森口が「な～んてね」と言うのだが、ここで終わりではなくこれから本当の恐怖が始まるんだと思わされ、本当に恐怖感しかなかったです。この映画には嫌な奴ばかりだが、寺田良輝と北原美月だけは人間らしい血の通った人物だと思いました。そこだけが救いだと思います。母親が子供を思う心というのがどれだけ強いものなのかを思い知らされる話だと思います。

でも観終わった後、謎が解ける訳でもなく癒される訳でもなくスッキリせず、胸に重いものがたまるような気持ちになりました。松たかこさんの淡々としたほとんど笑うことのない演技が怖さを一層増していると思い、演技力のある人だからこその異様な雰囲気が出るんだろうと感じました。壮絶なる執念の母親の復讐劇だと思いました。教室の雰囲気や森口の話し方などが作品全体の重い暗い雰囲気を表現していて、そこは監督の手腕がすごいのだろうと思いました。