映画『カメラを止めるな』無料視聴できる動画配信サービス10社まとめ

• かわうそ
• 40代・男性
• ★★★★☆（7/10）

• 三谷幸喜作品全般(これもネタバレになるがラヂオの時間が元ネタ)

正直前半のゾンビとの対決を描く部分はかなり退屈。画質が荒いのに加えてカメラの手ぶれが酷く、劇場で見ていたときは軽い乗り物酔いを感じた。また(意味は後で分かるのだが)不必要な描写も多い。

そうした映像の荒さやストーリーの間の悪さも含めた伏線を後半になって回収していく様は痛快だが、劇場のような狭い空間ならともかくテレビやスマホで見る人は面白くなる前に挫折してしまうかもしれないと思う。

この作品の肝は(ネタバレしたくない人はここから先は読まないで下さい)いわゆるメタ構造、つまり作品中の人物が自分のいる世界がフィクションで有ることを自覚していることなのだが、これも伏線は張ってあるので、勘のいい方ならこの構造に早い段階で気づくと思う。

ただそうしたオチが分かっていてもコメディとしては十分面白く、むしろオチが分かった上で最初から見返すと面白いタイプの作品。

実際劇場でも、リピーターは多かったような気がします。

• エーゲ海ヨーグルト
• 30代・女性
• ★★★★☆（7/10）

• THE 有頂天ホテル

有人に前情報一切なしの状態で映画館に連れて行かれました。

なんとなく劇中劇の雰囲気は最初から伝わってきますが、作中でのきちんとわかるのは結構話が進んでからです。

日本映画でゾンビパニック？しかもパンデミックタイプじゃない？いや、ハリウッドやウォーキングデッドシリーズには敵わないでしょ…とかなり不思議に思っていたので、からくりが分かって安心しました。

確信に至る前は素人演技臭さとか、不自然な会話の途切れ方に違和感を覚えていましたが、ネタバレに移行してから「裏でこんなドラマがあったのか！」と驚きました。
こんな展開になるなんて、確かに誰も予想できないかも…。

頻発するトラブルを首の皮一枚で繋げて、バトンを回していく様は最初に展開が分かっていてもムズムズするような緊張感がありました。

最後まで低予算B級映画の香りがぷんぷんしていましたが、むしろ作品の雰囲気には合っています。

役者さん達の今後の飛躍に期待です。

• もっさん
• 24歳・男性
• ★★★☆☆（6/10）

• ショーン・オブ・ザ・デッド

この映画を鑑賞したとき、率直な感想は「面白いけど……」でした。確かに編集のテンポも良くて、物語の展開も良くできています。エンターテインメント性に溢れる素晴らしい作品です。ですが、だからこそもう一歩期待してしまいます。

私はもう一つメインのプロットがあのお話の中に絡んでくればこの映画はただのエンターテインメントおバカ映画の枠を大きく超えた作品になったと思います。例えば有名な作品「バックトゥーザフューチャー」は未来と過去を行き来するプロットの中にしっかりとメインのプロットとテーマがあります。

そのメインのプロットとテーマが少し浅いなと感じました。映画業界で働く人がターゲットならいいと思いますが、そうでない人が映画製作の裏側を見せられただけでは心に響かないと思います。そこだけが私の不満です。

ですが、役者の演技も素晴らしく非常に良くできた作品だと思います。特に私は酒に酔ったゾンビ役の親父が大好きです。

• みさみさ
• 20代・女性
• ★★★★★（10/10）

• ライアーゲーム

おもしろいと噂で聞いて話題になっていたので気になっていました。そのため見に行ったのですが、はじめの方はホラーが苦手なので怖いのとあまりおもしろくなくて何がおもしろいのだろうと思っていました。後半から撮影の裏側の話になり、まだおもしろくないと思い何でこれが話題になっているのだろうと思いました。

しかし最後の撮影のシーンになると今までのつまらないと感じていた場面がこんなにもおもしろく変わるなんて！と思いました。映画でこんなに笑ったのは初めてです。一緒に行った友人だけでなく映画館全体が一緒に笑える映画でした。

また単純な話ではあるのかもしれませんがこんな映画は今までなかったので本当に楽しく映画を見ることができました！カメラもカットなしで撮影していることがすごいと思いました。タイトルや最初の雰囲気からは想像ができないストーリーでもう一度見たいと心から思った映画でした。また違った面白さがあると思います。

• ゆう
• 30代・女性
• ★★★★★（10/10）

• 古畑任三郎

評判になっていて気になったので観に行くことにしましたが、ゾンビ映画だということをすっかり忘れていました。

ホラーは観ることもあるのですが大量の血が出てくるゾンビ映画は苦手で、あまり観ないようにしています。

勝手にコメディー映画を観に行く感覚になっていました。

映画館に入り座った途端になぜか緊張してしまいました。

これからどんな恐怖が待ち受けているのかと思うとポップコーンを食べる気にもなりませんでした。

しかし、そんな心配は全く必要ありませんでした。

確かに目を背けたくなるようなシーンもありましたが、それを超えてしまうほどの面白さでした。

周りから聞こえるクスクスと笑う声が一体感を生み出し、なんだか感動するほどでした。

久しぶりに映画館に観に行って良かったと思える作品に出会いました。

みんなが興奮気味にこの映画をおすすめする理由がわかり、自分もおすすめする側の人間になれたことでさらにテンションがあがりました。