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花筐/HANAGATAMI
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[tsitaua_eiga]映画『花筐/HANAGATAMI』|視聴者の感想と評価・評判
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などの映画。この中に「過去に見て面白い!」と思った作品がある人は、「花筐/HANAGATAMI」もハマる可能性高いですよ。
物語、俳優、演出、全てが個性的な新しい映像体験
- ロゴタイプ
- 30代・男性
- ★★★★☆(7/10)
- そこのみにて光輝く
- タンポポ
- 戦争と一人の女
原作は、自身の破天荒な生活を文学作品に結実させ、太宰治とともに無頼派の作家として知られる檀一雄(檀ふみの父親でもある)。
監督は、日本映画界において独自の路線を築き、今や晩年の輝きを放ち続ける大林宣彦(平田オリザの叔父でもある)。
この二人を組み合わせた映画が完成しただけでも日本映画の一つの奇跡。
さらに登場する俳優たちもまた凄い。主演級の男たちに窪塚俊介、満島真之介、長塚圭史。その脇を固める俳優に柄本時生、門脇麦、常盤貴子。ミニシアター系の映画や舞台作品において、渋い演技で観客を引き付けて止まない面々が揃ってます。
物語の筋は戦争の時代を生きる若い男女の愛と友情の葛藤の物語、ということになりますが、この映画は物語以外に楽しめる要素がたくさん。
それぞれの俳優の個性的な演技に加え、まるで絵画をみているように一つ一つの場面が美しい。
映画が終盤に差し掛かるにつれて、「いまを美しく生きるとは」というような、深い問いについて考えさせられます。
戦争の影が漂う中で、自分の意志で生きようとする若者達の物語
- もちうさぎ
- 50代・女性
- ★★★☆☆(5/10)
- HOUSE ハウス
すごい色彩、光と影の使い方が素晴らしくて見ているほうが惑わされた感覚がすごくありました。
豆腐屋の娘を演じた山崎紘子さんがとても魅力的で良かったです。窪塚俊介さんの翻弄され方が凄かったです。常磐貴子さんがとにかくきれいでした。
大林宣彦監督が、ガンで余命三ヶ月と言われていたというのを知っていてこの映画を見たのですが、エネルギッシュで自由でよくこのような作品を作れたものだと驚きました。
全面協力したという唐津くんちの迫力がすごく伝統の祭りの持つエネルギーが伝わってきました。
全体に大林ワールドが広がり、監督の思いが全て出し尽くされたような反戦争映画だと思いました。
怖さ、美しさ、激しさ、切なさ、生、死など全てのものが詰め込まれていると思いました。
ホラー映画でもあり戦争映画
- あや
- 20代・女性
- ★★★★★(9/10)
- 白痴
戦争中の恋愛を描くことで、戦争は決して繰り返してはいけないというメッセージが伝わってきました。
青春の日々と戦争の足音が全く同時に描かれています。青春映画でもあり、ホラー映画でもあり、紛れもなく戦争映画です。
死ぬとわかっていても、誰かを愛するということは素晴らしいことだとおもいます。
でている人がみんなエロかったです。女性同士がいちゃついてるのをみて泣きそうになりました。
始まりは癖が強く抵抗感がありましたけれど話が進むにつれて虜になりました。おおげさな演出、舞台をみているかのようだった。
2時間半ある作品なので、とても見応えありました。なんだか不思議な世界にいるような感じがしました。
平成最後にみれてよかったです。
戦争へ向かう時代を描いた異色のシュールな青春映画
- mori
- 40代・男性
- ★★★★☆(8/10)
- HOUSE ハウス
- 夢
太平洋戦争前夜の学生たちの姿を描いた作品。
大林宣彦監督らしい、遊び心というのか芸術というのか、どこか狂ったような色彩が独特で、シュールな雰囲気にあふれた映画です。
そのシュールさは、生きるために全力で葛藤する「青春」と、死を強いる「戦争」の相容れなさが醸し出しているのかなと思いました。
要所要所で、のどかな農村の風景が映し出されるのですが、そこに次第に白塗りの兵士が現れて死の行軍に向かっていくイメージ映像が強烈で、戦争に向かっていく時代の不気味さが膨らんできます。
けれど、学生たちはその空気に抗うように、ひたすら自意識をぶつけて葛藤し、青春に殉じるように生き急いでいきます。
病気の少女を中心にした女性たちの恋を巡るせめぎ合いも、共感できるわけではないのだけど、戦争が時代を塗りつぶしていく中にも確かに存在する人間の自我の強さを感じました。
大林監督の戦争に対する強い違和感が伝わってくる異色作です。
度肝を抜かれる映画
- waiwai
- 40代・男性
- ★★★★☆(8/10)
- 時をかける少女
この映画、一言で言えば、度肝を抜かれました。
一般的な「映画」の枠を超えています。
この映画は、想像(創造)力を必要とする映画です。
ストーリーはありますが、壮大な随筆として観るのがよいのかと思います。
たとえば、左右反転するシーンがところどころに挟みこまれます。
言葉にするのもなんなのですが、私が思うに「この世=あの世」「男性=女性」「昼=夜」など、通常の視点とは真逆のものを表現するための手法なのかと感じます。
また、色彩、音楽などもすばらしく、2時間40分くらいある映画ですが、とても楽しくみられました。
ただ、一般的ではない映画ですので、誰もにオススメできる映画ではありません。
例えて言えば、古くはフェリーニやビスコンティ、ルイスブニュエル、ピーター・グリーナウェイなどの映画を通過した経験をお持ちの方でないと難しい。
淀川長治先生がこの映画をもしご覧になっていたら、大絶賛するに違いありません。(先生が好きな同性愛や耽美的な世界が盛りだくさんですからね)
この映画が脅威的なのは、大林監督の若さです。
このような豊潤な世界の映像化できる映画監督は、今何人いるのでしょうか?
また、キャストもすばらしい。
倒錯的な人々が活躍する映画の中で、ひとり普通の明るい女の子を演じた「山崎紘菜」さんのファンになってしまいました。
映画『花筐/HANAGATAMI』|作品情報(スタッフ・キャスト)
花筐/HANAGATAMI(映画1作目)
原作 | 小説(檀一雄) |
監督 | 大林宣彦 |
脚本 | 大林宣彦/桂千穂 |
制作 | 唐津映画製作委員会 |
公開年 | 2017年12月16日 |
キャスト
- 窪塚俊介
- 矢作穂香
- 常盤貴子
- 満島真之介
- 長塚圭史
- 山崎紘菜
- 柄本時生
- 門脇麦
- 村田雄浩
- 武田鉄矢
- 入江若葉
- 南原清隆
- 小野ゆり子
- 岡本太陽
- 豊田邦子
- 原雄一郎
- 根岸季衣
- 池畑慎之介
- 細山田隆人
- 片岡鶴太郎
- 髙嶋政宏