シリーズ
タイトル | シリーズ | 公開年 | 制作 | 話数 | 監督 | 脚本 |
下町ロケット | WOWOW版1作目 | 2011年 | WOWOW | 全5話 | 鈴木浩介、水谷俊之 | 前川洋一 |
下町ロケット | TBS版1作目 | 2015年 | TBS | 全11話 | 福澤克雄、棚澤孝義、田中健太 | 八津弘幸、稲葉一広 |
下町ロケット2 | TBS版2作目 | 2018年 | TBS | 全11話 | 福澤克雄、田中健太、青山貴洋、松木彩 | 丑尾健太郎、槌谷、神田優、吉田真侑子 |
再放送情報
現在、再放送情報はありません。
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詳細は公式サイトへ(2022年06月30日調査)
この作品のランクイン歴
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重工な企業ドラマ
たくま(40代・男性)重工な企業ドラマとして人気を博した「下町ロケット」。
原作は企業ものが得意中の得意とする人気作家、池井戸潤氏の同名小説。
この原作には、二つの異なるドラマがあります。
1つはTBS版、そしてもう1つはwowwow版です。
同じ原作で違う作り手によれば、同じストーリーでもその雰囲気は全く別のものとなります。
作品的には、どちらも当然ながら作品としてのクオリティは高く物語に引き込まれます。
どちらのドラマも俳優人は、豪華キャストが揃っています。
もちろん一人として同じ俳優さんはいませんので、それだけでも十分楽しめます。
池井戸作品の特徴として、かなり多くのキャストが登場しますが、ドラマ版も多くの人が登場します。
主人公だけではなく、その他のキャストも個性があり、それぞれの立場でフューチャーされているところもまた魅力の1つです。
TBSは、TBSらしく、wowwowはwowwowなりの雰囲気とテイストを感じさせます。
在の日本の工業にとってとても良いドラマ
ドラマ好き 20歳率直な感想として、とても面白かっです。現在の日本の工業にとってとても良いドラマなのではと思いました。日本の工業は大手企業だけでは成り立たず、町工場の職人や、中小企業の力があってこその日本であると思います。
ロケット開発などは時間の問題や、労働力の問題などから大手企業や、宇宙開発機構などの専門機関が中心となり、高度な知識や技術が求められるため、現実では厳しいのかと思いますが、そこに挑戦して行く様子にとても刺激を受けました。
町工場ゆえに酷い仕打ちや、理不尽なことも多いため、困難な場面があったが、そこを乗り越えて行く様子が成功への道なのかなと思い、何かを達成しようとすれば必ず壁に当たるという事を改めて知らされたような気がしました。
企業で働いてると、ある程度の流れを繰り返すだけであったり、他人に任せたりするようなことがあり、自主性に欠ける部分があるため、
ひとつとなりなしとげる感動的な作品
cell95 24歳・男性昔に話題になっていた作品でしたので見てみました。
結果としてはいつしかのめり込むように見てしまっていました。
話としては下町の工場の社長がロケットの部品を作る物語なのですが、大企業の営業マンがなかなかの悪役っぷりで見ていてこいつをどう黙らせるのかというわくわくに囚われていました。社長の熱く夢を追いかけている姿もかっこよかったです。また、下町の町工場の社員たちがもともとはばらばらだったのにいつしか、メンバー全員が一丸となって大企業にギャフンと言わせようと立ち上がる姿が見ていてわくわくさせられてしまいました。多くの人々が1つのことに向かってがんばり、力を合わせて成し遂げる姿はドラマとはいえ見ていて応援したくなる気持ちになります。
ロケットを作るという大きな夢に向かい、さまざまな人の思いが交錯しながらも、最後にはひとつとなりなしとげる感動的な作品であると感じました。
町工場の製品を積んだロケットが空へ上がるシーンはよかったなと思いました。
少し原作とはイメージが違う
non 30代・女性TBS版も見ましたが、私はWOWOW版の方が好きです。
まずキャスティングが全く違うのですが、どの役者もピッタリのキャスティングでとても演技がうまく、観ていて引き込まれました。しかもTBSでは少し表現が大げさなところもあり、小説の原作も読んでいたのですが、TBS版は少し原作とはイメージが違うなと思ってしまいました。
WOWOW版の方が原作に忠実で全体的には少し地味ではありますが、人間模様や描写がとても味わい深く描かれています。話も深かったですし、見終わった後とても衝撃を受けたのを覚えています。
会社佃がが家族みたいな空間にさせられるドラマ
バビ 58歳舞台の中心となる佃製作所の物作りへのこだわりが半端では無い事に注意深く見ていましたが、それでも悪意ある横やりが入り苦戦する様や、それに潰されずに邁進して行くストーリーには毎回見たくなるような作りでした。
また自社の専門分野での技術にとどまらず、いつも挑戦する姿勢は見る物を感動させました。一番の帝国重工とのやり取りには技術の事は元より、各登場人物の立場が鮮明に分かれ、駆け引きを生みますが、最後には正義、ここで言えば技術が勝つ様に構成されています。
宇宙開発と言う大きいプロジェクトのキーパーツに下町の技術がどうしても必要されると言う意外な事実と特許と言うカードが上手くいかされて大手企業と張り合える小さな工場が輝いて見えます。
またそれに留まらずに新しい挑戦に会社の存続を掛けて戦う企業戦士と言う面も見逃せません。周りの従業員の個性も引き立ちます。また会社佃がが家族みたいな空間にさせられるドラマでした。
物語が丁寧に描かれている印象
まこ 25歳・女性WOWOWで放送された下町ロケットで1番気に入っている点は、絶妙なキャスティングです。主人公である「佃航平」役は三上博史さん、「江原春樹」役は池内博之さん、「真野賢作」役に綾野剛さん、「山崎光彦」役に松尾諭さん、「津野薫」役に光石研さん、「殿村直弘」役小市慢太郎さんが出演されています。
それぞれ個性的で良い味を出していて、原作を読んでいたわたしはTBSで放送されていた同ドラマよりもぴったりのキャスティングだと思いました。原作のファンも納得できるドラマです。物語が丁寧に描かれている印象を受けました。
例えば、登場人物の心情の変化や、家族や友人、一緒に働く仲間との人間関係などをじっくり楽しむことができるドラマです。TBSの下町ロケットも鑑賞しました。WOWOWとTBS、どちらも素晴らしいドラマで感動したました。ただ、スケールや演出の派手さなどではWOWOWのドラマが少し劣っているかなと感じました。
正義を貫くことですべてがうまくいくわけではない、ということも教えてくれるドラマ
ひろ 40代・女性某民放で放送してブレイクしたバージョンより何年も前に放送された、同じ小説を原作としたドラマです。どちらも見ていましたが、これから『下町ロケット』のドラマを見たいという人には、wowow版をおすすめしたいです。その理由は個人的な好みです。
さほど大きくない工場で、高い技術を持つ職人さん達が作った部品、それを巡って大企業が買収(という名の乗っ取り)を企てるのですが、工場が誇りをかけて戦うのです。大人達が正々堂々と、工場の経営が危ないにもかかわらず大企業が提示する金額になびかず、自分達の正義を貫こうと一致団結します(もちろんときにはバラバラになりつつ)。
そうしてがんばって働く姿はとても正しいのですが、家族にはつらいところもあり、娘さんが家出してしまうのもわかります。母親が家にいないので、娘さんはとても寂しいのです。正義を貫くことですべてがうまくいくわけではない、ということも教えてくれるドラマです。
宇宙への果てしない夢を追うロマンあふれる作品
ひろちゃん 40代・男性宇宙への果てしない夢を追うロマンあふれる作品でした。初めは話題の作品ということで軽い気持ちで見ていたのですが、気付いたら感情移入していました。職人のプライドと仲間たちの熱い気持ちに心震え、涙が止まりませんでした。
中小企業に位置する町工場の社長は、元宇宙ロケット開発事業のエンジニア。実験の失敗により自ら退職を選び工場経営に携わります。
しかし、宇宙への探求心は失われず、資金力は脆弱なはずの町工場で、驚愕するほどの技術力を見せます。しかし、大手企業の利益追求のための様々な妨害を受けます。ですが、決して諦めることなく夢を現実にして行にしていくという物語。
中高年世代には若き日の純粋な気持ちを思い出させてくれるような、勇気をくれるような作品でした。生活にマンネリを感じている方、現実の問題に打ちひしがれている方、心折れそうな状況のあなた。転んでもきっと立ち上がることが出来るでしょう。本当におすすめです。
最近みたドラマでサイコーな作品
あべちゃん 30代・男性自分は、下町ロケット好きで。最近見るようになりました。
まず良い所は、物作りに主人公の情熱や仲間を大事にするところは、自分とは違う一面があって、素晴らしいです。
どんな困難にも、ぶつかる姿勢は、ものすごく共感得られました。
そしていくつになっても。少年のような。姿でぶつかり。
感情表現したりするのが良いと思います。中小企業が大企業にぶち当たる姿勢が大好きです。
自分も下町ロケットみたいな。生き方したいと思いますし。
連ドラでやってる時は見なかったけど。
動画で見ると。凄い元気もらえるし。俺も頑張ろうと思いますし、
パート2始まるし、もちろん見たいと思いますし。
今から楽しみです。今日も休みで 見ました。大ファンです、
最近みたドラマでサイコーな作品だと、僕は思います。これからも目標に一ファンとして。
楽しんで行きたいと思います。
今からドラマ始まるの楽しみで仕方ないです。本当に好きな作品だし、
良い作品ですよね。
池井戸潤が原作の作品なので、間違いなくおもしろい
たなばた 30代・女性ずっとTBSの下町ロケットを見ていました。
池井戸潤が原作の作品なので、間違いなくおもしろいです。
でも、主人公窮地に立つ→なんとか乗り越える→嫌な奴をギャフンと言わせる。
この繰り返しで、確かに嫌な奴がギャフンと言った時の壮快感はあるけれど、お決まりのパターンに既視感を感じられずにはいられませんでした。
それでも気になって見てしまうので、やっぱり面白いのだと思いますが。
ついつい見てしまう魅力の一つに、主人公の阿部寛の演技があると思います。
下町の町工場の社長役といのがはまり過ぎてて笑えます。
吉川晃司もなんかよかったです。
後半のガウディ計画編は、なんか無理やりな感じがして少し惰性で見ている自分がいました。
正直、前半だけでもいいかなと思いました。
後半から出てくる今田耕治もどうかな?と思いました。役にあっているのかも?でしたが演技自体もいまいちでした。
他にいたでしょう~と、今田耕治がでてくる度に不満が漏れてしまいました。
良くも悪くも安定感とファン向けを大切にした作品
三太郎 30歳・男性直木賞を受賞した池井戸潤氏の代表作「下町ロケット」。
この作品を、同じ池井戸作品である「半沢直樹」を大ヒットさせたTBSのスタッフ陣がドラマ化。
原作の魅力も、それを生かす演出力も折り紙付きの作品になります。
池井戸作品&TBSドラマスタッフは過去の作品で成功体験を積み重ねてきており、今作でも見事にその勝ちパターンに持ち込んでいます。
一話一話事に小さな見せ場を入れスカッとさせつつ、卑怯な手を使う他社との競争、技術開発へ挑戦という最終的な大きなゴールに物語を導きます。
熱い心と不屈のガッツを持った主人公チームは好感度抜群。
対する悪役たちは、高慢な態度、卑怯な手口と見事に憎まれ役を演じ切ります。
正義と悪というわかりやすい対立構造ですが、それゆえに物語に簡単に入り込め、安心して正義が勝つ様子を応援することができます。
ただ、わかりやすすぎる展開ではあるため、どんでん返しを期待する人には物足りなく感じるかも知れませんね。
良くも悪くも安定感とファン向けを大切にした作品だと思います。
迫力一杯の眼力炸裂で非常に見応えある
よっしー 40代・男性池井戸潤さんの小説が原作で、TBS系列で2015年10月から放送されていました。
主演は阿部寛さんで、舞台は東京の下町の中小企業、佃製作所です。佃製作所は非常に高い技術を有する精密機械メーカーですが、主要の顧客から契約を打ち切られたり、特許侵害で他社から訴えられたりで、経営は非常に苦しい状況にありました。
そんな時、宇宙産業を手がける大企業・帝国重工から、佃製作所の持つ技術の特許を20億円で買い取りたいと申し出を受けます。
帝国重工はロケットに搭載する水素エンジンの開発を進めていたものの、既に噴射ポンプの特許は佃製作所が保有していたのでした。
佃製作所にとってその申し出は非常に魅力的な話ではありつつも、この特許を手放してしまったら会社はさらに危機的な状況に陥ると考えた社長は、あくまで帝国重工に対し、その技術で製造した製品を販売したいと申し入れます。
中小企業の製品など使えるか、と帝国重工は佃製作所からの申し出を断りますが、そこから中小企業と大企業の壮絶なバトルが始まります。
なお、帝国重工の部長役は吉川晃司さんで、阿部さんとの対決シーン(といってもあくまで討議のシーンですが)はお互い迫力一杯の眼力炸裂で非常に見応えがありました。
あらゆる障壁を乗り越える原動力なのだと勇気付けられるドラマ
ウレボー 60代・男性もの作り日本の威信が低下している昨今、かつて高度成長期にあった日本の製造業のベンチャー精神を蘇らせてくれるような,ワクワクすようなストーリーです。宇宙開発への夢が捨てきれない佃社長を演じる阿部寛の濃いキャラに引き込まれて行きます。
現実は厳しく得意先の取引中止や銀行からの融資を断られたり、ライバル会社から特許侵害で訴えられたりで、佃社長は辞任まで覚悟しますが、顧問弁護士から逆訴訟を提案され裁判では相手から和解金を得て佃側が事実上、勝ちます。一方、大手の帝国重工への部品供給をしますが不良品の発覚やテストの失敗などの紆余曲折を経て国産ロケットの打ち上げの成功に寄与します。
それから3年後の人口心臓の開発にも参加し、いくつもの障害を乗り越えて人工弁の開発に成功します。佃社長の「技術は嘘をつかない!。」との強い信念が周囲の人間を巻き込み、あらゆる障壁を乗り越える原動力なのだと勇気付けられるドラマです。
テンポよく話が進み、中だるみすることなく、最終回まで面白く見ることができたドラマ
たなママ 30代・女性阿部寛さん演じる佃航平が、佃製作所の社員とともに、ロケットのエンジン開発や新型の人工弁の開発を成功させていくストーリーには胸が熱くなりました。ロケットのエンジン開発と人工弁の開発という2つの話を描いていたので、テンポよく話が進み、中だるみすることなく、最終回まで面白く見ることができたと思います。
個人的に、とても心打たれた場面は、山崎育三郎演じるエンジニアが佃製作所を辞めた後、人工弁の開発の関係者として出てくる場面です。彼は、ロケットのエンジン開発の際、航平に対する反発心から、取引先の帝国重工に納品する製品を不良品をすり替えるという事件を起こします。
その結果、佃製作所を辞めるのですが、その後、新型の人工弁を完成させるためには佃製作所の技術が必要だと協力をお願いするのです。過去の自分の浅はかな行為を謝罪し、そして、新しい製品の開発のためにもう一度一緒に働きたいと伝える場面がとてもよかったです。
鑑賞者に大きな勇気と力くれるドラマ
サハラり 20代・男性下町ロケットは小説の時からのファンでした。とても勇気の出る内容が好きで大好きな本の1つでした。
その下町ロケットがドラマになるということで録画を含め3回も見ました。何回見ても面白く自分も頑張ろと思える作品で鑑賞者に大きな勇気と力くれるドラマです。決っして諦めない姿や大きな権力や会社に立ち向かう姿勢はものすごく感動を受けました。
自分の夢を諦めないことの大切さや最後までやり続ける大切を見て学ぶことができます。ドラマをみて力を得て頑張ろとか今後の生活や仕事に大きな励みになりました。最後までやることやこだわるや人を信じることなどを学ぶことができます。
また、一人では何もできないということが身に染みてわかります。仲間と一緒にやるから大きなものが達成することができる仲間を大切にする気持ちや感謝の心を学ぶことができます。助け合うこと支え合うことが必要でありそれらを行うことで大きな力を生むことができると学べる
町工場のリアリティを表現したドラマ
おくうさん 30代・女性下町ロケット全話見ました。私はドラマに出てきた町工場で働いているので、ロケットの細かな部品の名称などがわかり、楽しく見させていただきました。ドラマでもそうでしたが、町工場の現状は年々厳しいです。
親会社からは部品の単価を値下げしてくれないか、単価の高い仕事をもらおうとすれば、接待などで機嫌とりをしたりして、生き延びてます。佃製作所みたいな会社ではないけど、社員は家族のような雰囲気がドラマでは好きでした。
ガウディ編は、涙なしでは見れませんでした。医療機器を作ることの難しさ、子供達の命を救いたい気持ちの佃製作所の社員、社長の思いが毎回見てるこちらにも伝わってきます。医師役の今田耕司さんの演技、世良公則さん、小泉幸太郎の悪役の演技も楽しませていただきました。最後に、娘役の土屋太鳳さんの父に対する思いが、感動しました。素っ気ない感じの娘かと思えば、父の仕事を尊敬し、同じ道を進む意志、かっこいいです。
ハラハラドキドキとスリルも満載
AT 30代・女性とても面白い作品でした。初めは私がひとりで見ていたのですが、あまりにも展開が面白く、主人にもすすめたらもうどっぷりハマりました。男の熱いものを描いた作品でまず阿部寛の演技が大変素晴らしくて、泥臭いんですがスマートな部分があり、ラブストーリーの要素も一切なく、会社の闘い、夢への挑戦、諦めないでやり続けることへ胸が熱くなることが多かったです。
毎回一話一話終わるたびにもう次が気になって気になってしかたなかったです。ハラハラドキドキとスリルも満載で、次から次へと問題も起こりますがそれを乗り越える時にこちらも観ていて本当に楽しかったです。
また、まだブレイク前の竹内涼真くんも出ており作業着姿なのですがこの時からかっこよさはもちろん、いいシーンでの登場も多く熱い演技が光っていました。
そしてあの吉川晃司さんも重要な役で出ており凄みがあって存在感がすごい残っています。
下町ロケット2も始まりとても楽しみです。
人間の葛藤も上手に描いていると思う
ほそ 34代・男性下町ロケットは私が好きなドラマの一つで毎週楽しみに見ていました。
同じ池井戸潤さんの作品でドラマ化された、半沢直樹と比べて、よりわかりやすく男臭いドラマに仕上がっていると思うからです。
半沢直樹ももちろん面白いのですが、金融の世界という事でなじみがない私たちにとってはすこり理解しがたい部分もあります。
ところが下町ロケットは実力は大企業に負けてないのにその立場がゆえにいつも振り回される中小企業、というとてもわかりやすい設定になっており、とてものめり込みやすく感じました。
また大企業でそれなりの権力を持ち、責任ある立場だったとしても、大企業ならではの慣習や小回りの利かなさ、プライドから自分が正しいと思う通りになかなかできない人間の葛藤も上手に描いていると思うのです。
吉川晃司さん演じる帝都重工の部長がとてもカッコよく憧れました。
男らしさ、決断力、そして繊細さ。上司に求められる条件を全て兼ね備えてました
半沢っぽい感じ
るるさん 40代阿部寛さんが好きで、この「下町ロケット」も全部見てました!なんかちょっと半沢っぽい感じもあるし、ドキドキハラハラって感じではないけど、そんなに社会はドラマって感じでもなく気軽に見れるドラマでしたよね、なんだか自分が下町の近所に住んでるおばちゃんになった気分で工場の人たちとあの下町のロケット工場の行き先を見守りながら毎週楽しみに見てました。
話的には、しがない中小工場を経営している、責任者の阿部さんが、昔は宇宙科学開発機構の研究員で、ロケットのエンジンを開発していたエリートだったのが、そのエンジンを搭載したロケットが打ち上げ失敗しちゃって、その無念をはらすためにこの小さな工場でロケットエンジンの開発をしていくわけですけど、ありえないって感じの展開だけどなぜだか見てしまいました。
吉川晃司さんが渋くなっててとても役にはまっていたと思います。歌うたってた時より全然かっこよかったです!!おすすめです。
おもしろくて毎回引き込まれるドラマ
きょうさん 40代・女性とてもおもしろくて毎回引き込まれるドラマでした。最近は、なかなか毎週楽しみになるドラマがなかったので、ここ5年で観たドラマで一番ハマったドラマです。
まず主人公の阿部寛の熱血漢溢れる感じや、一生懸命なところが観ていて気持ちが良かったし、応援したくなりました。
また、その阿部寛についていく社員の人たちも自分たちの会社に対してとても誇りを持っいるということが伝わってきて、今どき珍しいけど、一つのことにみんなが協力している姿が素晴らしいと思いました。
また、ほかのライバル会社の人たちも癖のある役者さんが多くてとても見応えがありました。
阿部寛の勢いのある演技に負けることなく、それぞれの役者さんたちが自分の良いところを存分に出せている漢字がしました。阿部寛の娘役で出ていた土屋太鳳さんは、まだあまりほかのドラマなどで活躍する前だったと思いますが、演技力があり、ベテランの俳優さんの中でも負けていませんでした。
阿部寛さんが演じる佃航平の情熱の強さに圧倒される
みなぽん 40代・女性なによりも 阿部寛さんが演じる佃航平の情熱の強さに圧倒されます。
自社製品を最高品質にするために 連日連夜開発に励む姿がとてもかっこいいし、何度も涙しました。
小さい企業が世界に誇れる技術を開発し、これからというときに、お金にものを言わせる人が現れるなど、これでもかというぐらい次から次へと 逆境が訪れるところがみていて ちょっとしんどくなってきます。
正直 またか!という気持ちにもなったのですが、そのぐらいこのドラマに入れ込んでみていた証拠だと思います。
やっぱりねというように 裏切りものも現れたりして、現実の世界でも こういうことってあるんだろうなと思いました。
だからこそ 企業は自社の開発した商品を守ることもさらに大事なんでしょうね。
技術者としてのとてもあついハートを持っている佃さんの熱弁がもう心をうちまくります。
ラストが あれという終わり方でしたので、次に繋ぐのだろうな。早く続編がみたいです。
池井戸潤の名作
イレブン 20代・男性この映画の内容に関して、特に多くの人が感銘を受けるのではないかと思う部分は、下町の町工場が資金を潤沢に持っている大企業との競争に勝利して宇宙ロケットを開発することに成功したという点にあると思う。
2018年の夏の高校野球大会(甲子園)においても、決勝戦で東北地方の公立高校と私立の強豪高校が対戦したが、マスコミの報道や世論は公立高校の側に偏っていたように思われる。
多くの庶民とされる人々はおそらく、資金が潤沢にあり勝つことが約束されているような集団よりも、お金があまりないが雑草魂で奮闘している集団を応援する傾向にあるのだろう。
この作品も同様に、一般的な日本人が好きなストーリー展開をしており、よく売れたのもわかる気がする。
またこの作品を書いた池井戸潤さんは、数年前ドラマが大ヒットし、「倍返しだ!」などの流行語を生んだ「半沢直樹」など、数多くの有名作品を執筆されており、
他の作品も読んでみたいと思う。
勇気づけてくれた
どらまち 50代・男性いよいよ最終対決だと観ていたが、いきなり初っ端なからダーウイン対アルファ1の対決となる。ちょっと早すぎる展開だった。再対決は改良したダーウインに首相と観衆が高評価、佃製作所のエンジンとトランスミッションを積んだアルファ1は首相や観衆がほぼ帰っていたが実演成功、ダーウインよりタイムが上回っていた。こんな短い時間でここまでこぎつけるとは、しかし対決で何か決着がついたわけではなかった。
ここで、すっかり悪役が浸透している帝国重工の的場が、また佃製作所ではなく内製を蒸し返す。そして今度は帝国重工対佃製作所で性能評価、佃側は不具合から新しいシャフトを作れ、それが高性能なものに結果は言うまでもなく佃製作所の勝利。佃製作所の社員総出でつかみ取った勝利、この場面は業種は違うが同じ技術者として感動した。中小企業の太刀打ちできない技術がないと大企業はまわっていかない。
その構図を見せてくれ勇気づけてくれたと思う。
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