ドラマ好きが選ぶおすすめ医療ドラマでも上位ランクインしている医療系ドラマの名作『白い巨塔』。
過去にドラマ・映画を含めて6作も公開されており、2019年5月には7作目の『ドラマ 白い巨塔(主演:岡田准一)』が公開されました。
白い巨塔(主演:唐沢寿明)
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もくじ
白い巨塔(2019年/主演:岡田准一)|見放題/見逃し配信状況
2019年5月22日よりテレ朝で放送される白い巨塔(主演:岡田准一)の各話見逃し配信状況を更新していきます。
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白い巨塔|動画配信状況
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白い巨塔|作品情報(スタッフ・キャスト)
白い巨塔は2019年に放送されるスペシャルドラマ(主演:岡田准一)を含めてると、ドラマ・映画をすべて合わせて7作目になります。
タイトル | シリーズ | 公開年 |
白い巨塔(主演:田宮二郎) | 映画 | 1966年 |
白い巨塔(主演:佐藤慶) | ドラマ1作目 | 1967年 |
白い巨塔(主演:田宮二郎) | ドラマ2作目 | 1978年 |
白い巨塔(主演:村上弘明) | ドラマ3作目 | 1990年 |
白い巨塔(主演:唐沢寿明) | ドラマ4作目 | 2003年 |
白い巨塔(主演:キム・ミョンミン) | 韓国版ドラマ | 2007年 |
白い巨塔(主演:岡田准一) | ドラマ5作目 | 2019年 |
白い巨塔(主演:岡田准一)
原作 | 小説(山崎豊子) |
演出 | 鶴橋康夫/常廣丈太 |
脚本 | 羽原大介/本村拓哉/小円真 |
制作 | テレビ朝日 |
公開年 | 2019年5月22日 |
話数 | 全5話 |
- 岡田准一
- 松山ケンイチ
- 沢尻エリカ
- 寺尾聰
- 松重豊
- 岸部一徳
- 満島真之介
- 八嶋智人
- 美村里江
- 市川実日子
- 小林薫
- 夏帆
- 市毛良枝
- 高島礼子
- 飯豊まりえ
- 椎名桔平
- 柳葉敏郎
- 岸本加世子
- 向井康二
- 斎藤工
- 山崎育三郎
白い巨塔(主演:唐沢寿明)
原作 | 小説( 山崎豊子) |
演出 | 西谷弘/河野圭太/村上正典/岩田和行 |
脚本 | 井上由美子 |
制作 | フジテレビ |
公開年 | 2003年 |
話数 | 全21話 |
視聴率 | 23.9% |
- 唐沢寿明
- 江口洋介
- 黒木瞳
- 水野真紀
- 片岡孝太郎
- 佐々木蔵之介
- 矢田亜希子
- 西田尚美
- 高畑淳子
- 田山涼成
- 品川徹
- 野川由美子
- 沢村一樹
- 若村麻由美
- 及川光博
- 伊武雅刀
- かたせ梨乃
- 池内淳子
- 上川隆也
- 伊藤英明
- 石坂浩二
- 西田敏行
白い巨塔(主演:村上弘明)
原作 | 小説(山崎豊子) |
演出 | 池広一夫 |
脚本 | 吉田剛 |
制作 | テレビ朝日 |
公開年 | 1990年4月2日 |
話数 | 全2話 |
- 村上弘明
- 平田満
- 池上季実子
- 二谷英明
- 斉藤洋介
- 小鹿みき
- 藤岡琢也
- 高橋ひとみ
- 紺野美沙子
- 藤田敏八
- 小鹿番
- 坂本スミ子
- 江藤潤
白い巨塔(主演:田宮二郎)
原作 | 小説(山崎豊子) |
演出 | 青木征雄/小林俊一 |
脚本 | 鈴木尚之 |
制作 | フジテレビ |
公開年 | 1978年6月3日 |
話数 | 全31話 |
- 田宮二郎
- 山本學
- 中村伸郎
- 小沢栄太郎
- 加藤嘉
- 井上孝雄
- 小松方正
- 戸浦六宏
- 川部修詩
- 伊藤豪
- 林昭夫
- 西村晃
- 西村晃
- 河原崎長一郎
- 伊東辰夫
- 太地喜和子
- 島田陽子
- 生田悦子
- 上村香子
- 曽我廼家明蝶
- 東恵美子
- 谷幹一
白い巨塔(主演:佐藤慶)
原作 | 小説(山崎豊子) |
演出 | 関川秀雄/永野靖忠/伊賀山正光 |
脚本 | 今村文人 |
制作 | NET/東映テレビプロ |
公開年 | 1967年4月8日 |
話数 | 全26話 |
- 佐藤慶
- 根上淳
- 山形勲
- 河津清三郎
- 佐々木孝丸
- 片山滉
- 長島隆一
- 武藤英司
- 杉義一
- 小林勝彦
- 久野四郎
- 巽秀太郎
- 田川恒夫
- 山田真二
- 関弘子
- 木暮実千代
- 村松英子
- 内田朝雄
- 瞳麗子
- 南原宏治
- 中村伸郎
- 清水元
- 渥美国泰
- 田武謙三
- 田中筆子
- 奥野匡
- 久松保夫
- 見明凡太朗
- 寺田史
- 津田亜矢子
- 多々良純
- 左卜全
- 吉川満子
白い巨塔(映画)
原作 | 小説(山崎豊子) |
監督 | 山本薩夫 |
脚本 | 橋本忍 |
制作 | 大映東京撮影所 |
公開年 | 1966年10月15日 |
- 田宮二郎
- 田村高廣
- 小川真由美
- 東野英治郎
- 小沢栄太郎
- 滝沢修
- 船越英二
白い巨塔(主演:唐沢寿明)|視聴者の感想と評価・評判
脚本を手がけた井上由美子氏は多くの名作ドラマで脚本を担当している有名脚本家。白い巨塔に他にも有名な作品はたくさんあります。
みんなが互換性の高い作品として挙げた
にハマったことがある人は白い巨塔にもハマる可能性大ですよ。
- 丘里リル(40代・女性)
- ★★★★☆
- 医療ドラマ全般
- ER
私は大学病院に勤めたことがあるのですが、このように教授を決めることが行われていると聞いたことはありません。でもこのように行われているのではないかと思うようなドラマです。
途中で木村多江さんが患者の役で出てくるのですが、病気で死んでしまう、かわいそうな役なのですが薄幸の女性役がよく似合っていました。財前教授役の唐沢寿明さんは強気な役で野心家の財前教授役がよく似合っていました。
一方の里見先生役の江口洋介さんは患者さんのことを考える、優しい役で本当にこのような性格ではないかと思いました。脇を固める東先生役の石坂浩二さん、その妻の高畑淳子さん、財前教授の部下の役の伊藤英明さん、財前教授の愛人役の黒木瞳さんらがとても好演していました。
特に高畑淳子さんと伊藤英明さんはこのドラマでブレイクしました。
このドラマは木曜日の22時に放送されたので所々濡れ場があり、主人とよく見ていたのでちょっとドキドキしました。
- ゆーたん(40代・女性)
- ★★★★☆
医学界の腐敗を鋭く斬新に追及していて、どこの大学病院でもある話ですね。身近な大学病院にもこの様な話はあるのを耳にします。
体に大事を抱えて、最後になるかもしれない病院に望みをかける患者は最善の治療を求めています。それを組織の思惑や個人の考え方に治療が左右されるようなことがあってはいけません。そう言う現代病を深く考えさせられるドラマですね。
特に命に係わる医学は、組織的な腐敗は許されないと思います。
大きな大学病院の医局において、次期教授を目指す野心に燃える財前と患者第一で一匹狼の里見。
2人の医学に対する意見の対立や考え方の違いを見ていると、どんどんドラマに吸い込まれていきます。学生の時は仲が良かったのでしょう。
同じ医者を目指す物同士、心が通じ合っていたのかもしれません。病院の組織で出世を考える時に財前が考え方を変えたのでしょう。
大きな目標を達成しようとするならば、犠牲を問わない。そういう考え方を嫌っていたのが里見だと思います。
- まゆこ(30代・女性)
- ★★★★★
- 半沢直樹
- ルーズヴェルトゲーム
これまで見てきたドラマの中で最高傑作だと感じています。まず出演者が豪華で演技力も全体的に高かったように思います。
役柄と役者の方のキャラがマッチしていて非常によかったです。
特に戝前を演じた唐沢さんは、理屈っぽいところや名誉のためなら手段を選ばないところなど見事に演じきっていたように思います。
白い巨塔のいいところは、それぞれの役の心の変化、移り変わりなどが臨場感たっぷりに描かれています。
柳原先生や関口弁護士などが特に細かく描かれていました。
非情な戝前も、母親の前や愛人ケイコの前では本音をもらしていたり、人間らしいところがあります。
最初は戝前が憎たらしく、こんな医者は嫌だと思いながら見ていました。
しかしいざ全て見終わってみると戝前に感情移入し涙している自分がいました。
このドラマの良さは、単なる権力闘争だけでなく、師弟愛や正義感、親子愛などたくさんのテーマで描かれているように思います。見ごたえたっぷりなので、見て損はないです。
白い巨塔(主演:岡田准一)|視聴者の感想と評価・評判
ドラマ『白い巨塔(主演:岡田准一)』を視聴した人がおすすめする類似作品が
などの作品。この中に好きな作品がある人は『白い巨塔(主演:岡田准一)』もハマる可能性大ですよ。
その当時の医療事情に合わせて進化を続ける名作ドラマ
- 金太郎飴(30代・男)
2003年の唐沢寿明さん主演バージョンを見た覚えがありますが、それに比べると今回の2019年版はやっぱり物足りない部分も多いと感じてしまいました。5夜連続で一気に最後まで見られた点は良かったんですけどね。しかし短い! 一話一話が長かったとはいえ、それでもせいぜい通常ドラマの1クール程度の尺しかなかったので、過去の作品のように丁寧に物語を進めていく事が難しかったのでしょうね。そこは本当に勿体なかったと思います。とはいえ、岡田准一さんや松山ケンイチさんによる新たな財前・里見は新鮮でした。随所に現代の生活や医療事情に合わせたアレンジも施されており、医療の現場もこの十数年で着実に進歩しているのが感じられました。きっと2003年版もそうだったのだと思います。ですので、いつになるかは分かりませんが、次にまたドラマ化された時もこの作品は変化しているのでしょう。それを見届けられるよう、こちらも健康を大事にして長生きしていきたいですね。
大学病院という閉鎖的な空間に存在する欲望と人間心理の多様性の面白さ
- 白い巨塔?(30代・男性)
- 白い巨塔(フジテレビバージョン)
自己野望のために動く医師の財前五郎と患者のために働く医師の里見脩二と、全く違う考え方を持った人間が同じ空間に存在してお互いを認め合っていたのが、欲望渦巻く中におかれてズレ始めていく歩んでいく道が面白く、人間の本質を的確に捉えて上手く構成された物語だと感じました。
財前五郎を岡田准一さん、里見脩二を松山ケンイチさんという演技力の高い俳優を起用に加えて、苦悩する医師の柳原を満島真之介さんが熱演し、女優の夏帆さんと沢尻エリカさんの正妻と愛人の微妙な心理表現の素晴らしさが輝き、ベテラン俳優の岸部一徳さんや寺尾聰さんがビシッと物語を引き締めていて、新しい令和時代の幕開けと共に演劇の世界にも新しい世代が華々しく活躍して担っていくのを感じられる物語だと思います。
大学病院に命をあずけたくなくなる作品
- nico(50代・女)
岡田准一さんが主人公のイメージと合わないとネットではかなり叩かれているようですが、私はそれほど変だとは思いません。
ただ…岡田准一さんと松山ケンイチさん、どちらが性格が悪そうか?と問われたら松山さんに一票いれると思うので、その辺りがちょっと違和感を感じます。
そして、以前演じた唐沢寿明さんが好演されていたのでどうしてもハードルは上がります。
唐沢さんと比べられるのはちょっと辛いかもしれません。
話も知っているしイマイチピンとくる役者さんも出ていないので見るつもりは無かったのですが、見るものがなくてなんとなく見ていたらそれなりに楽しめました。
柳葉敏郎さんや岸本佳代子さんの迫真の演技で引き込まれました。
引き続き最後まで見ようと思います。
医師のドロドロした内情ストーリー
- kouasami(40代、女性)
- 砂の器
- 沈まぬ太陽
キャストに馴染めなく、なかなかストーリーに集中出来なかったのですが、後半は財前教授の気迫溢れる行動に圧倒され、見応えを感じました。
いつも緊張感みなぎる財前が本当に心を許し、素に戻れる相手は母親しかいません。
屋上からかけた電話が、最愛の母と交わす最後の会話であったことは切なすぎます。
財前は苦しむ姿を見せたくなかっただろうし、母親は財前家へのけじめをつけたのかもしれませんが、しがらみは捨て去って、母と息子の再会を見たかったです。
里見と財前は、友情関係を取り戻すことになったことは本当に良かったです。
医学への貢献を希望した財前の最期の決意は、素晴らしく、医師らしい最期であったと感じました。
財前の妻は、やっと妻らしく見送れたことも良かったです。
重厚さが足りない白い巨塔
- カナッペ
- 砂の器
- 白夜行
- 華麗なる一族
唐沢江口版の白い巨塔をリアルタイムで見ていてかなりハマっていたので、岡田准一さんが演じると聞いて彼は好きな役者だったので興味を持ちました。演技力にも定評があったのでどんな財前五郎になるんだろうと楽しみにしていました。感想はやはりあの内容を5話でまとめるには無理があったのかひとつひとつのエピソードも薄いような気がしました。前作の美味しいところをサラッとあらすじだけなぞっていった感じで、私は普段感情移入してすぐ泣いてしまいますがいつの間にか財前五郎が亡くなっていました。役者の演技も前作と比べてしまうと軽い感じで、岡田准一さんも財前五郎がただの自分のことしか考えていない嫌なやつに見えてしまいました。もう少しキャラクターを掘り下げるシーンがあれば最後の臨終シーンも感情移入できたかなと思います。
各話の感想・評価
白い巨塔(岡田准一)第1話の感想と評価
- インギー
唐沢寿明さん主演作のイメージが強すぎて、リメイクが早すぎるのではと心配していましたが、見てみると、とても面白かったと思います。
ストーリーは知り尽くしているので、軽く見るつもりでしたが、ただの過去の再現という感じではなく、新機軸もあり、とても引き込まれました。
まずは、主人公財前を演じる岡田准一さんの演技が良かったと思います。
非常口みたいなところを、白衣のまま登って屋上に行くシーンは斬新だなと思いました。
そして、母親と話すところは本当に優しそうだったりと良かったです。
また財前と仲が良い里見が、学生時代に東教授の家で学んでいるシーンも良かったです。
財前は、どの段階で冷酷非道な自信家に変わってしまったのかと思いました。
- ねこもっち
財前医師の野心について、第1話では意外に「仕方がない」という印象を持ちました。今回の東教授の対応は嫉妬が勝っていて、あまり誠実さが感じられないイメージです。
母子家庭出身で、必死に東教授を立ててきた年数があるのに、突然出世を絶たれてしまう財前なら、いろいろ苦心して対抗しようと思うのは当たり前かな、と思いました。
ただ、患者を取引の道具にしているケースが出てきたのには、ちょっと引いてしまいました。
上司の機嫌を損ねないことと、母子家庭の母であること、さらにメンツまで絡んで、誤診されかかった上に長時間開腹されている患者があまりに可愛そうでした。
女性の活躍が明らかにおまけっぽいのは少し残念です。今後に期待したいです。
- kf
昔から話題のドラマで、これまでも実力派俳優が演じてきた財前五郎役に、岡田准一さんが挑戦するということでとても楽しみにしていました。財前のどこか冷めたクールな眼差しなどがよく表現されていて、岡田版の財前もかなりしっくりきていました。大学病院内でのし上がる為に、世話になった上司までも蹴落としていくというストーリーは見ていて緊迫感があります。とくに東教授に恥をかかせる形となってしまった総回診のシーンは、観ているこちら側もドキドキしました。財前に嫉妬する東教授との対立は今後も大きくなっていくと思うので目が離せません。
これまで何度か観ているドラマなのでストーリーの流れは分かっていても、演じる俳優によって印象が違ってくるから不思議です。今後も緊張感たっぷりで楽しめそうなドラマです。
- さき(50代・女)
財前が、どんな手を使ってものし上がろうとする姿がすごいのですが、痛々しくも感じます。
手術の腕はとにかくすばらしいのに、それを存分に生かすだけでは満足できないのか。
母親を気遣う様子は、優しくいい息子なんですが。
東は財前の悪いところを見抜いてはいますが、嫉妬もあり馬鹿にもしているような。
ケイ子は、財前のそんなところも含めて愛しているのでしょうか。
サバサバしているようで、繊細で聡明な面もありそうですね。
里見は出世のことは頭になくて、患者のことを一番に考える素敵な人。
財前のことも心配して本当にいい人ですね。
里見の言葉が少しでも財前に届けばいいのに。
財前が、せっかくの能力を自ら潰してしまわなければいいのですが。
- まめのき
思っていたより、岡田くんの財前はギラギラした貪欲さが出ていて良かったです。が、やはり唐沢さんの財前には及ばない。里見も江口さんが演じたのとは違って、飄々としてヘラッとした雰囲気でしたが、里見の頑固な正義感と清廉さが出てないように思いました。
腹腔鏡手術やスマホ、タブレットの登場など現代向けに設定を変えてあったせいか、白い巨塔というより別の作品のような感じがしました。
一番ダメだったのは劇伴です。軽い雰囲気の曲が多く、ドラマの内容に合ってないと思いました。役者さんの演技を邪魔しているレベル。見ていて何故このシーンにこの曲を?と思うことが多かったです。作品において、劇伴てすごく大切なんだなと気づかされました。
2003年に放送された白い巨塔が、脚本、キャスト、劇伴、どれをとっても文句なしに素晴らしすぎたので、今回の白い巨塔が受け付けられないのは仕方ないのかな。
白い巨塔(岡田准一)第2話の感想と評価
- イカロス
第2夜目にして、中だるみ的な雰囲気が強くなってしまっていたと思います。
俳優さんの演技が、わざとらしいような感じが目立ったと思います。
特に、財前の父親役の小林薫さんですが、正直前作の西田敏行さんのイメージが強すぎて、全然合わないような感じがしました。
そして、前作との違いで言えば東教授が今作では、本当に嫌な感じで目の上のたんこぶになっていたと思いました。
手術中にやらかしてしまったりと散々でした。
石坂浩二さんが演じていたときは、なんとなく人が良さそうな感じがしたので、その方が良かったと思いました。
また、財前と東の関係性も露骨な感じがして、良くなかったと思います。
第3夜はクライマックスになるので、挽回して欲しいと思いました。
- 白い巨塔?(30代・男性)
財前五郎の設定を独特のものに変えたからか全体的に軽々しい台詞と仕草が際立ち、教授選挙の重々しさが全く無い雰囲気になっていて、白い巨塔という物語をコメディータッチに描いきたいのかと感じてしまいました。
シリアスな場面で流れる音楽が、登場人物の感情と合っていないために拍子抜けしてしまうので、演技力が高い俳優陣の魅力まで低下させている感じを受けるのが悲しく、音楽を流さないようにした方がかえってドラマを重厚できるのではと感じています。
ベテラン俳優陣が多く出演していて魅力的に感じてはいますが、それぞれの特徴的な演技を見せてくれるまではいいものの、アドリブをされる時のやり方が場面に合っていないためにつまらない感じ受けるので、制作側の方々が考えられた事を選ばれた俳優が着実に演技される事も必要だろうと思います。
- ことみ
唐沢敏行さんが財前五郎を演じた時のドラマが大好きで、原作まで読み漁った私。唐沢さんも2代目だって聞いていたし、3代目はどんなだろうってぬるめに期待して見ています。
キャストの年齢がちぐはぐな気がしてしまい、ストーリーに入り込めません。東教授が定年退官を目の前にしている…なら、定年退官の話が出ていない大河内教授はもう少し若いキャストの方がリアリティあったのかなと思います。
原作を読んでしまっているし、唐沢さんの財前のイメージが残っているのでどうしても比べて見てしまいますが、予備知識なしで見るなら面白いと思います。岡田准一さんのちょっと悪そうに見える演技や、沢尻エリカさんの艶っぽさは流石だなぁと思います。
- けー(30代・女)
話自体は原作が名作なので面白いです。5回のみの放送ということで色々端折っていると感じる点はありますが、物語の重要なポイントをおさえつつテンポよくまとめられていたと思います。
ただやっぱり前回の唐沢寿明版の白い巨塔と比べると全体的な重厚感が感じられないと思います。
BGMが軽い印象なのが気になるし、キャストも演技が上手くないわけではないですが役と雰囲気が合っていないような感じがします。
2話での財前が里見の自宅に訪れ会話するシーンなどでも、里見がどことなく頼りない印象があり、ただの人がいい医者のようになってしまっているのが残念です。
いいなと感じたのは野坂教授が女性になっていたところです。原作でもそうですが、教授は全員男性だったところ今回女性教授にすることで現代の白い巨塔といった雰囲気になっていましたし、思い切ったいい改変だと感じました。
過去の名作ドラマがあるだけに辛口な感想になってはしまいますが、あと3話でどうまとめるのか気になります。
- kf
財前と東教授の戦いがいよいよ本格的になってきました。絶縁宣言ともとれる病院内の食堂でのシーンはドキドキしてしまいました。何としてでも出世してのし上がりたい財前と、彼のオペ技術に嫉妬して出世を阻止しようとする東教授の様子は毎回緊迫感があります。
東教授が年齢による集中力の欠如から、オペが思うように進まずにその場で呆然としてしまうと、現役バリバリでオペを続行・成功させる財前の姿はあまりにも対照的で、見てると切なくなるシーンでした。しかし東教授も負けてはおらず、何としてでも教授選から財前を引きずりおろそうと自ら働きかけて他の候補を立てるなど、こちらもなかなかの策士だと思いました。かつての師匠と弟子のような関係だった二人が、まわりの人物も巻き込みつつ争っていく様子は今後も見逃せません。
白い巨塔(岡田准一)第3話の感想と評価
- 金太郎飴(30代・男)
遂に第一外科教授の地位に上り詰めた財前!……ですが、ここから一気に転落していくんですよね。旧ドラマ版でもハラハラする展開でしたが、それは今回の新作版でも同様でした。せめてドイツ行きとタイミングが被らなければ……と思わざるをえません。入念な術前検査を怠ってしまった、財前の慢心。唯一の親友である里見准教授の忠告なのですから、そこは彼ももっと真剣に拾い上げてほしかったですね。残る後半、窮地に立たされていく財前と、それを見届けていく事となる里見を、岡田准一さんと松山ケンイチさんの二人がどのように演じていくのか楽しみです。ここまで回を追うごとにキャラクターに馴染んできている感じがありますので、最終回は鳥肌ものの演技になっているのではないかと期待しています。
- 白い巨塔?(30代・男性)
全体的には上手く整った物語になっていて面白さは感じますが、シーンごとの演技の仕方にバラつきが感じられて、でこぼこした演技の並ぶ物語になっている印象が強く受けてしまいます。
財前五郎の自信過剰さを表現するためと思われる、話をするときの体を反り返るような大きなジェスチャーは、体が筋肉質で丸々としていてコンパクトな背丈のために、極端に動くゆるキャラの感じさせしまいシーンの内容が薄くなる感じを受けるので、台詞の言い回しやちょっとした仕草で表現していたら印象は財前向きになったと思いました。
また、教授となった財前と部下の佃と安西の3人だけで会話を交わすシーンが、それぞれの役柄の個性よりも、役者個人の個性の見せつけあいをしていてオーバーな演技をする舞台劇を見ているようで、演技力があるのにもったいない感じを受けました。
- インギー
放送を重ねるごとに、どんどん財前の印象が悪くなるような感じだと思いました。
本当に、いつから人格が変化したのだろうと思いました。
また、なんのために医者になったのかがわかりませんでした。
しかし、母親と電話するときだけ急に良い人に変わるので、二重人格なのかなと思いました。
そして、そんな財前の上を行くような愛人役の、悪女っぷりがすごい沢尻エリカさんが目立ちました。
また、患者役の柳葉敏郎さんが、ヒゲも白髪まみれな感じで、本当に年をとったなと感じました。
踊る大捜査線で織田裕二さんと、事件を捜査して駆け回っていた頃が懐かしいと思いました。
印象が良いのは里見役の松山ケンイチさんで、人が良さそうで、息苦しくなる展開が多い中安心します。
- あやか
一つの山場である教授選で辛くも勝利をおさめ、一段落したかのように見えるけれどそれは単なる嵐の前の静けさに過ぎなかったと思う。あくまでもその勝利は仮初の「天使の仮面をつけた悪魔からのプレゼント」としか思えない。鵜飼から渡されるドイツで開催される学会行きの招待状は、ある意味命取りと言える悪魔からの招待状だったと言えるのではないでしょうか。教授の席を勝ち取った財前の有頂天ぶりに加え、ドイツ行きのための忙しさも手伝って、キ-マンと言える患者佐々木へのフォロ-も術前の診断もおろそかになっていき、ここから財前が築いた砂の城は脆くも形を崩していく。悪気など一つもなく多くの患者を救うという大義名分は正義感に満ちていてそれは間違いなく正論だ。しかし、患者の立場を考えない手抜き診療はどの時代も許されるものではないはず。この度の「白い巨塔」(岡田准一版)は、当方の主観としては全体にオ-バ-アクション気味な娯楽ドラマという仕上がりで、役者に肩の力が入りすぎていることがハナについて残念。ただ三話目から登場するベテラン女優岸本加世子の演技はキャストの中でも一番自然でリアリティに満ちておりホッとする。
- なつ
義父の人脈を駆使して、悲願の教授となった財前。一方で推薦した菊川が破れた形となった東教授は失脚することとなり、その対照的な姿が切なくうつりました。教授になったことで更に自信を持ち、高飛車に振る舞う財前の様子は憎らしく思えます。出世することだけにこだわり、肝心のオペには情熱を注がず、患者にも寄り添わない財前の様子は医者あるまじき行為です。里見やまわりの助言を無視して検査を行わずオペをしてしまい、結果、患者の容体が悪化してしまうという事態を招いてしまいます。さすがの財前も自業自得で焦るのかと思いきや、あとの処置もせずに自己のステップアップのために海外に旅立ってしまう様子は人でなしだと思いました。患者は亡くなり、今後は財前がその責任をどうとるのか気になります。
白い巨塔(岡田准一)第4話の感想と評価
- 金太郎飴(30代・男)
今回の財前教授は何と言いますか、悪あがきというかみっともないといった感じが強かったですね。第3話まではもっと大物感があったようにも思えるのですが、そこから一気に落ちぶれてしまいました。悪い言い方をすれば「小物」でしょうか。過去のシリーズでは裁判編でも強敵感のあった財前ですけど、今回は「財前がこの様子では裁判に勝てそうにないな」と思いながら見ていました。それでも一審は勝つわけですが、それで里美を納得させられるわけはなく、彼の怒りと失望を買ってしまう事になるのも分かります。そんな財前だけでなく他のキャラクターも、やはり演じている方達や製作スタッフの違いがあるので新鮮味があり、後の展開を知っていても楽しめますね。残る最終話、あのラストシーンに向けて各人がどのような顔をしながら戦っていくのか、とても楽しみにしています。
- インギー
今回は最終回前の放送ということで、期待していましたが、正直イマイチな感じがしました。
この作品は、初回では財前が非常口を登ったりという新機軸がありましたが、その後は少し違う設定もありますが、唐沢寿明さんが主演の作品のストーリー通りに進んでいると思いました。
もっと、斬新な感じの展開が見たかったと思いました。
そして、裁判では里見先生以外の全員が嘘をつき、財前側はもっと最悪な感じで、医者を信用できなくなるようだと思いました。
そして、キャステキングミスが多いと思いました。
ちゃらい感じのイメージがある斎藤工さんが、原告側の正義の弁護士というのは、あまりにもイメージと違うと思いました。
また、夏帆さんが意外と悪女で驚きましたが、一番びっくりしたのは里見に佐枝子が告白したことでありえないと思いました。
- kouasami(40代、女)
最初はキャストに馴染めなかったものの、ストーリーが佳境に差し掛かり、見応えが出てきたと思います。
財前本人は当然ですが、柳原医局員の苦悩は計り知れないものがあるでしょう。
誰もが、医師を志す原点は人を救いたいという純粋な気持ちだったはずなのです。今後柳原、財前がどんな形で、原点の気持ちや奥底にある良心を見せてくるのかに、注目をしていきたいです。
さらに、見逃せない存在は亀山君子です。
彼女の発言に今後焦点が当たってくると思うと、気持ちが高まります。東元教授の娘の行動からも目が離せません。
それにしても、里見の裁判時での発言は素晴らしかったです。自身の立場を危険に晒しての行為、そして結果、力を注いできた研究も取り上げられる残酷さに胸が痛みました。
- こま(30代・女)
いよいよクライマックスに向けて、話が動き始めた感がありました。もともと話を知っていても、医療裁判のシーンは迫力があり、ドキドキしましたし、岡田准一さんの悪い顔はお芝居と分かっていても恐ろしかったです。それぞれの信念を胸に松山ケンイチさんと岡田さんが屋上で対峙するラストシーンは、切なかったです。そして今更ですが出演者が豪華すぎますね。そんな中でも柳葉敏郎さんの息子役をされていた向井康二さんがとてもすてきだなと思いました。あまり存じ上げなかったのですが、ご両親想いの優しい関西の男の子という感じがぴったりです。お芝居もとてもお上手なんですね。今までの息子役の中でも群を抜いて光ってました。これからも応援したくなりました。
- 白い巨塔?(30代・男性)
教授となった外科医のエキスパートの財前が、一番地位の低い柳原の見立てを受け入れない姿勢が既に自身の力量以外を信じないという調子に乗りすぎていて、まだ財前が東の下で働いていた時の状況に似ていて、嫌っていた東が教授という地位におごった行動を財前自身も行っていたと見受けられて、人間心理の環境に影響されやすい弱さを上手く表現されていたと思います。
大学病院がどんなものかはよく知らないものの、患者の事よりも医師のための組織利益を優先させる感じを受けてしまい、仮に手術を大学病院で受ける事になった場合は、担当する教授の出世に利用される実験材料としか見ていないのかなと感じてしまい、健康でいようと考えるいい機会をもらったと個人的に思いました。