贖罪(しょくざい)の再放送と見放題配信情報まとめ

シリーズ

タイトル シリーズ 公開年 制作 話数 監督 脚本
贖罪 ドラマ 2012年 WOWOW 全5話 黒沢清 黒沢清

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贖罪|視聴者の感想と評価・評判

人間誰もが隠し持つ毒や心の闇を描いた作品

もちうさぎ
  • 類似作品(こんな作品が好きな人はハマるはず)Nのために、告白
  • 評価 ★★★☆☆(3点)

小泉今日子さんが、小学生の娘を殺害された母親で娘と一緒にいた4人の子供達にあなた達を絶対に許さない。と圧力をかけて、やがて運命に翻弄されていくくたびれた感のある女性を見事な演技力で演じきっていて、すごかったと思いました。トップアイドルだった小泉今日子の姿は一切なく、役者小泉今日子そのものだったと思いました。小池栄子さんの演技力がすごくてこれからどんどん実力をつけていい女優になっていくんだろうと思いました。安藤サクラさんの怪演ぶりがすごかったです。引きこもりで無表情な女性、車の中から兄めがけて自販機へ猛ダッシュする異様な走り方、ほんとに怖かったです。香川照之さんの気持ち悪い走り方、なんなんだろと思いながら目が離せませんでした。本当にすごい俳優だと思いました。全体的に暗い不穏な空気が漂っていて見終わった後、なんとも言えないモヤモヤが残りました。

すっきりとはしませんが、はまってしまうミステリー作品

ひなこ(40代・女)
  • 類似作品(こんな作品が好きな人はハマるはず)5人のジュンコ、さよなら渓谷、彼女がその名を知らない鳥たち、鍵のない夢を見る
  • 評価 ★★★★☆(4点)

湊かなえさん原作の同名小説のドラマ化です。小学生のエミリが男に誘拐され、殺害されてしいます。直前まで一緒にいた4人の少女は犯人の顔を思い出せず、事件は迷宮入りする。15年後、4人の少女たちは贖いという呪縛を抱えて成長し、それぞれ問題を抱えて生きているストーリーです。ドラマは終始、暗く、辛い内容で進みますが、母親の子どもへの狂気にも感じられる執念、人間の本質や、不条理などを描写しています。子どもを殺害された母親は小泉今日子さん、成長した4人の小学生は蒼井優さん、小池栄子さん、安藤サクラさん、池脇千鶴さん、と実力派の女優さんが出演していて、素晴らしい演技でした。見終わったあともすっきりとはしませんが、母親と4人の少女は決して特別ではなく、歯車がはずれたときに人はどうなるのかと、考えさせられる作品です。

ホラー映画を見ているような感覚になる作品

ゆう
  • 類似作品(こんな作品が好きな人はハマるはず)旅のおわり世界のはじまり
  • 評価 ★★☆☆☆(2点)

ドラマ全話を視聴しました。

視聴した全体的な感想としては、原作とは違い黒沢監督の個性が前面に出ていた印象でした。

原作を読んだ自分としてはこの作品は人間の本当の闇などを遠回しに表現しているところがあったのに、ドラマではどこか雑さが目立ち単なるホラー映画を見ている感じでした。

しかし、恐怖さの表現の仕方については文句なしでした。特に連れ去られた少女発見のシーンは鳥肌が立ちました。内容が入ってこないくらいびびって見ていました。

恐怖心を抑えなんとか見ていましたが、ストーリーは微妙でした。ややネタバレですが最後のところで15年経っているのにも関わらず声で分かってしまうというところはフィクションとは言えどあまりの雑さに違う意味の怖さがありました笑

イヤミス好きがハマる作品

ユエケロ(30代 女)
  • 類似作品(こんな作品が好きな人はハマるはず)白夜行、わたしを離さないで、告白
  • 評価 ★★★★☆(4点)

好きな俳優さんが多数出演していたので、観賞しました。

1話目の蒼井優さんの回からぶっ飛んでいて驚きました。夫役の森山未來さんと独特の、気味の悪い空気感が全体に漂っていました。小池栄子さんや安藤サクラさんの回などありますが、個人的には初回の蒼井優さんの回が1番印象に残りました。ただ、毎回出演する俳優さんの演技は素晴らしく、それだけで見る価値はあると思います。主演の小泉今日子さんはお綺麗でしたが、他の俳優さんの演技が凄すぎてあまり印象には残りませんでした。ラストに向けて、殺人事件の謎が解けていきますが、これは母親の自業自得ではないかと思います。巻き込まれて不幸になった人々に同情したくなりました。しかし、イヤミスという点では深く印象に残る作品になりました。

重たいが、とても勉強になる映画

ゆーき
  • 類似作品(こんな作品が好きな人はハマるはず)Nのために
  • 評価 ★★★★☆(4点)

このドラマの大きなモチーフは呪詛となっています。ですが、その重すぎる言葉が、それぞれが元来持っていた負の面に作用して結果的に悲劇を起こしてしまったことの方に恐怖を感じてしまいました。つまり、一番怖いのは、殺人事件や呪いの言葉ではなく、隠していた暗黒面が成長・露呈してしまうことなのかもしれません。過去の原因ではなく、今の目的を考えるというアドラー心理学をこの作品に出てくる女の子たちに教えてあげたくなりました。個人的には、どんなに格上の相手でも理不尽なことを要求されたら「それはおかしい。自分にも落ち度はあったけど自分はそこまでやる必要はない。」と言い切れる人間になりたいと思いました。この作品からそういったことを学べた気がします。

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