シリーズ
| タイトル | シリーズ | 公開年 | 制作 | 話数 | 監督 | 脚本 |
| 頭に来てもアホとは戦うな! | ドラマ | 2019年 | 日テレアックスオン | 全9話 | 明石広人、横尾初喜 | 吹原幸太 |
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作品情報
| 脚本 | 吹原幸太 |
| 監督（演出） | 明石広人横尾初喜 |
| キャスト | 奥村佳恵渋谷謙人知念侑李神保悟志若月佑美長谷川朝晴隅田杏花青山めぐ |
| 制作会社 | 日テレアックスオン |
| 公式 | 「頭に来てもアホとは戦うな!」WEB公式 |
| ウィキペディア | 「頭に来てもアホとは戦うな!」Wikipedia |
再放送情報
現在、再放送情報はありません。
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笑いもあるけどタメにもなるドラマ
全話視聴しましたが、コメディ要素が強くてとてもおもしろかったです。
いろんなアホが小太郎の前に出てきて邪魔をしたけれど、それをみんな鮮やかに交わしていて、こんな方法があったのかと、感心する部分もたくさんありました。
特に、心配性アホの対処法はわたしも使いたいなと感じました。
どんな心配性の人でも、自分よりも弱いものの前では強くなってしまうという人間心理をついていて、なるほどと思いました。
また、延暦寺が小太郎にとってはラスボスでしたが、勧善懲悪ではなく、天才的な頭脳を持っていて、言ってることが正論なところがかっこよかったなと思いました。
最後は延暦寺を倒すのではなく手を組んで二人で危機を乗り切るというエンドも良かったなと感じました。
複雑化する現代社会における生き方を学べるドラマ
まるで自己啓発本のような堅苦しい内容にも成りかねない人間関係における大切なポイントをユーモアを交えて解決していく主人公の立ち振る舞いは痛快でした。コンセプトにある「自分にとっての大切な時間や労力を奪うアホとは戦ってもムダ」という芯はぶれることなく、ストーリーが展開する様子は毎回、楽しみでした。主人公に感情移入しやすかったのも小太郎を演じる知念くんの人懐っこい人柄があってのことでしょう。そして、彼をささえる叔父の存在。毎回、深みのある言葉で小太郎にアドバイスします。また、最終的に会社を奪い返すという目標には到達できなかったものの、叔父の言葉どおり見方を変えることでその後も自分の活躍の場が与えられるというエンディングは納得できました。もしも新社会人で会社の人間関係に行き詰ったら見てほしい話しばかりで自分も参考にしたいです。
笑えるけれど役に立つドラマ
知念侑李くんが学生役ではなく、社会人役であるということに最初は違和感を感じましたが、徐々に慣れていきました。
自分の周囲にいる気が利かない奴を「性格悪い奴」ととらえるのではなく「あほ」ととらえているところが斬新だと思いました。また、「性格悪い奴」が相手であれば戦わないといけないですが、「あほ」であれば戦う必要はなく、うまく交わしてスルーすれば良いという考え方は、おもしろくて、ずいぶんと生きていくのが楽になったような気がします。特に一話目の興味がない人が話しているときの「幽体離脱」が、お気に入りです。私にも一方的に話をしてくる人がまわりにいますが、その時間は考え事をする時間と心に決めてからは交わしやすくなりました。
力をもらえる作品
このドラマは、今この社会に対してすごく共感できる内容が多いドラマです。社会問題になっているハラスメントなどの話題をテーマとしているときもありとても共感できます。また、アホだと感じることが多い世の中ですが、それに惑わされることなく自分の考えていることや思っていることを突き通すことの力の大切さや方法を学ぶこともできます。さらには、会社とはなんなのか本当に利益だけを追求することが正しいのかと考えさせられることにもなります。自分の目指していることに対して真っ直ぐ突き進むためにたくさんの壁が存在するなかどのように交わして乗り切るのかあらゆる方法を紹介してくれますので、仕事やプライベートで悩んでいる人が観るとエネルギーをもらえます。
様々な人間関係の中で成長する才能ある若者の、笑いを交えたドラマ
色々な「アホ」たちの登場に毎回爆笑しつつ、小太郎の活躍を応援していました。
「アホ」のかわし方も、驚きや納得できるものがあって面白いし、その人達が決して悪人ではないところがよかったですね。
小太郎の延暦寺へ向けた闘争心や、由里との仲がどうなるのかが楽しみでした。
小太郎は「サイトー」で、のし上がっていくのだろうと見ていましたが、会社を辞めたのがびっくり。
でもすぐに自分の会社を立ち上げて、やっぱり彼の才能は組織の中で発揮するだけにとどまらないのだとワクワクしました。
それでも大変なことに見舞われたけど、あんなに敵対視していた延暦寺がかなりいい人で、小太郎の未来が開けましたね。
最後に、由里とふたり仲良さそうに歩いていく姿が微笑ましかったです。
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