シリーズ
| タイトル | シリーズ | 公開年 | 制作 | 話数 | 監督 | 脚本 |
| モトカレマニア ス | ドラマ | 2019年 | フジテレビ | 全9話 | 、相沢秀幸 | 坪田文 |
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作品情報
| 脚本 | 坪田文 |
| 監督（演出） | 並木道子相沢秀幸 |
| キャスト | よしこ（ガンバレルーヤ）新木優子森田甘路浜野謙太田中みな実高良健吾 |
| 制作会社 | フジテレビ |
| 公式 | 「モトカレマニア」WEB公式 |
| ウィキペディア | 「モトカレマニア」Wikipedia |
再放送情報
| 作品名 | 放送日程 | 放送局 |
| モトカレマニア | 2022/8/3（15：15）～ | サガテレビ |
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かわいらしいラブコメ
自分をこれ以上傷つけることのない過去を人は美化しがち。すごく痛いところをつかれている気分になりました。一方で、ただ美化するだけでなくこうしておけば良かった。あるいは、色々と彼女なりに後悔している主人公の姿は、しっかり日々の歩みを積み重ねて成長している証にも見えました。と言って、元カレへの執着心はタイトル通りすごいですが。そんな設定の面白さに加えて、意外と次の展開が読めないところが良かったです。えっ！と思わせる展開がたくさん待っていて、次が気になるとともに、まったく見ていて飽きませんでした。あと、個人的には演出が好き！ユリカとマコチの脳内会議がツボでした。ひたすらかわいくて、見ているだけでニヤニヤ。元気をもらえました。
恋愛を感じることができる作品
このドラマでは、新木優子さん演じる難波ユリカの活躍するシーンに期待してドラマを観ることができました。ユリカが就職した不動産会社の同僚として再びマコチと出会うことになり、元カレへの未練が残っているのか注目して観ることができました。ユリカがマコチを振ってから、良い男性と出会えていなかったのでとても心配になりました。ユリカが、元カレとの幸せだった時間について考えているシーンがとても良かったです。うまく恋愛ができないユリカを観て、どのように恋愛をしていけば良いのか考える機会を得ることができます。好きな人と素敵な恋愛をしていきたいと思えるドラマになっていますので、恋愛ドラマ好きにはおすすめできると考えられました。
ストーリーやキャラクターが残念な作品
せっかくの高良健吾さんが台無しになってしまうようなキャラクターだったように思います。不自然な明るさで、能天気な雰囲気があまり高良さんに合っていませんでした。もっとストーリーが中身のあるものだったらよかったのかもしれませんが、いつまでもうじうじしている主人公にイライラしてしまったし、劇的な展開やドキドキするような展開がなかったので、より高良さんの演じるキャラクターがチープに感じてしまいました。また配役もリアリティに欠けていたように思います。会社のメンバーも、本当にこんなメンバーで経営が成り立つのかと思わせる面々ばかりだったし、新木優子さん演じるユリカの親友もヨシコさんで、あまりにリアリティに欠けていました。どうせならもっとコメディよりの作品にしてほしかったです。
笑いあり、共感ありのラブストーリー
“よくある恋愛ドラマなのですが、元カレマニアが何人かでてくる着眼点がすごい！
元カレマコチを妄想するユリカはとても滑稽で、ここまでくるとホンモノのマコチではなく頭の中のマコチに恋してるだけじゃんと突っ込みたくなります。
しかし、それは当たっていて現実を受け入れないため、二人の仲もなかなか進展しません。
マコチとユリカのやり取りはドキドキしますが、それよりも山下がキーポイントになってきます。
元カレ、元カノマニアのユリカと山下のやり取りは最高に面白くて、さらに山下と元カノ・むぎの好きなのになかなかヨリが戻らない感じが一番リアルでした。
お互い好きなのに、結婚＝生活なので一緒に生きていくことができないもどかしさが切なかったです。”
引きずる思いをマニアックと面白く描いた恋愛ドラマ
別れた元カレの事が頭から離れずにSNSで調べてしまったりと逃がしてしまった魚が大きかったと未練タラタラと日々を過ごしているヒロインのユリカだけの思いが描かれたマニアックな心理世界観だけと思って見ていましたが、ユリカが出会った山下という男性もモトカノマニアという同類であるという内容が面白く、更にユリカは脳内での考えを整えるために様々な感情のユリカが現れての会議が始まる斬新な心理面の描き方には驚かされ、ユリカを演じている女優の新木優子のバリエーション豊かなコスチュームと話し方が楽しめました。
マコチは俳優の高良健吾さんが演じているだけにイケメンなのに残念な思考であるための微妙な言葉を放ってしまう絶妙さに笑ってしまい、揺れる気持ちを描きつつユリカが自らのマニアックさを受け入れていく心理面の成長と温かく笑いに満ちた恋愛模様を描けていた作品でした。
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