作品情報
放送日 | 2019年放送ドラマ |
脚本 | 下亜友美山上梨香岡崎由紀子岩下悠子戸田山雅司李正姫松本美弥子森山あけみ櫻井武晴瀧川晃代真部千晶遠山絵梨香 |
監督(演出) | 児玉宜久兼崎涼介宗野賢一柏木宏紀森本浩史濱龍也瀧川晃代田﨑竜太 |
キャスト | 内藤剛志沢口靖子若村麻由美風間トオル |
制作会社 | テレビ朝日 |
話数 | 34話 |
公式 | 「科捜研の女14」WEB公式 |
ウィキペディア | 「科捜研の女14」Wikipedia |
再放送情報
現在、再放送情報はありません。
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詳細は公式サイトへ(2022年06月30日調査)
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安心のシリーズドラマ
さきママ(30代・女)今までのシリーズも見てきたので、始まってすぐ、いつものメンバーが出てきたことで、安定感を感じました。
そんな中で現れた橘の存在は、正直邪魔者でした。
自分の考えは押し付けるし、最初からマリコの考えを頭ごなしに否定して可能性を見ようともしないし、引っ掻き回すなら帰って欲しいとさえ思いながら見ていました。
でも、そんな橘の圧にも負けないマリコを見て、何も変わっていないなと感じた時、橘の存在は今回のストーリーで、とても重要だったのではないかと感じられました。
誰に何と言われようと自分の信念と科学の正確性を曲げることのないマリコを、改めて尊敬する回でした。
マリコが諦めずに鑑定したから、知られざる真実も出てきましたが、結果、悪気のなかった人達まで罪に問われることになり、少し残念でした。
安定のドラマ
にんにく(40代・女)なんと一年間ぶっ通しで放送されるという今回の科捜研シリーズ。その第1話は、橘つかさという女性主任が「科捜研の女」榊マリコと激しく意見を戦わせました。つかさは他所の科捜研だというのにガンガン主張してきますし、マリコも目上のつかさを相手に一歩も引かず自論を展開していくので見ごたえがありましたね。結局は痛み分けといいますか、どちらの意見も一部正しくて、一部間違っていたという形でした。「最後は主人公が完全勝利」なんていう一方的な結果にならなかったのが良いですね。事件捜査は勝ち負けを競うものではないと思うので。ああして思いついた意見をどんどん出し合って、最終的に犯人逮捕・真相解明に繋がればそれでオーケーだと思います。
脚本も見事なドラマシリーズ
女性活躍バトル(30代・男)科捜研のマリコと科警研のつかさが、国が進める輝きを放って働き活躍する女性という立場と、同じような仕事をしているもの同士で、プライドをかけたバチバチした言葉の応酬だけでなく、殺害方法を実演するマウントの取り合いが激しく、とても面白く、活躍する女性が世の中に増えた時に起こりそうな争いも含まれていた所に感心しました。
また、凶悪犯の荒木田が留置場から脱走するシーンは実際にあった事件を取り入れていた所も面白く、初回からとても力を入れて制作している意気込みが感じられ、亡くなった芸者の鶴藤を殺害した犯人が全くわからない、容疑者3人に遺体に残った3つの死因になりそうな事実が複雑さを示して全くわからないという、緻密に考えられた脚本も見事でドラマを最後まで堪能できました。
理系刑事ドラマ
まめこ(40代・女)今シーズンは、檀れいさんが科学警察研究所主任の橘つかさ役で出演することになり、第1話では、マリコとのバチバチのシーンがありました。
つかさは3県で取り逃がしていた荒木田を逮捕できたことで、今までバカにしていた京都府警の科捜研を称賛しましたが、違う犯人の可能性を主張し続けたマリコのことだけは批難しました。
このシーンでは、今まで数々の犯人を特定してきた凄腕のマリコがここまで言われるのを見たのは初めてだったので、つかさの目が節穴か、もしくはマリコに恨みでもあるのかと思ってしまいました。
最終的に荒木田は、既にまめ房によって脳死状態にされた鶴藤の首を絞めたのだと分かり、つかさは素直に非を認めてマリコに謝罪しました。つかさの推測通り、最後に首を絞めた荒木田は殺人罪を課せられたのですが、それでもつかさがマリコのこだわりの鑑定を評価したのは、とても潔くて素敵でした。
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