作品情報
| 放送日 | 2015年放送ドラマ |
| 脚本 | 古沢良太 |
| 監督（演出） | 武内英樹洞功二石川淳一 |
| キャスト | 中島裕翔国仲涼子杏松尾諭松重豊長谷川博己風吹ジュン |
| 制作会社 | フジテレビ共同テレビ |
| 話数 | 10話 |
| 公式 | 「デート〜恋とはどんなものかしら〜」WEB公式 |
| ウィキペディア | 「デート〜恋とはどんなものかしら〜」Wikipedia |
再放送情報
| 作品名 | 放送日程 | 放送局 |
| デート〜恋とはどんなものかしら〜 | 2022/7/4（14：45～） | フジテレビ |
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詳細は公式サイトへ（2022年06月30日調査）
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こういう形の恋愛もあるのかと、恋愛は本当に人それぞれだと改めて実感できた作品
ほんの短い間ですが長い距離の電車移動とか人込みに行けない時期がありましたので谷口に自分を重ね合わせて見る事が多く身近に感じた作品として印象に残っています。
心を病んだ時の救いになるものは多々あると思うのですが幸せな恋愛をする事はその典型例でとても大きな役割を果たすものだと改めて思いましたし、一方では恋とは何と切なく残酷な1面も持ち合わせているものだと、鷲尾豊の切ない片思いのまま破れてしまった恋を見ていて実感した次第です。
笑えたのが谷口の理想のタイプでＯ・ヘップバーンさんと原節子さんと峰不二子とメーテルを足して4で割った女性とはどんな女性なの、と思わずツッコミを入れたくなるほどでした。国仲涼子さんが元ヤンキーを演じていたのも国仲さんのイメージとは正反対のキャラクターですのでとても面白かったです。
笑えて泣ける恋愛ドラマ
恋愛ドラマと言えば、主役である2人にどれだけ視聴者を共感させ応援したい気持ちにさせるかが重要なイメージですが、この作品はその王道とも言える法則を全くもって無視しています。描かれているのは、真面目過ぎる理系女子と全く仕事をしない金持と男という異色な2人の恋物語。ゆえ、一般的なドラマのような共感して楽しむ雰囲気はありません。でも、気がついたら夢中になって見てしまう力があります。セリフ劇と呼ぶにふさわしい会話の面白さ、テンポの良さ、それでいてひとりひとりの人物について丁寧に描かれているのですごく面白かったです。後、演出のバランスも絶妙！フラッシュモブなどでしっかり笑わかされたと思ったら、切ない展開のときには静かで場面を邪魔しない演出がされていて、どこを切り取っても楽しめました。
予想がつかない展開に面白みを強くした作品
国家公務員である主人公・依子が父親に見合いを勧められたことから始まるストーリーで、恋愛経験なく、結婚を契約と捉える考えから全くうまくいかない展開をコミカルに描いており、決められたルールを外れることのない性格が災いしてる姿に笑いが止まりませんでした。一方で合理化・即効性を尊重するために相手の気持ちを蔑ろにしがちな姿は恋に対して臆病さすら感じさせました。そんな中で働くことを拒否し、高等遊民だと自負した生活をしている巧と出会い、自分の生活を保持するために結婚に向き合おうとする姿にどうなってしまうんだと惹きこまれました。依子も巧も恋愛から遠ざかった場所にいながら結婚を目指しているという点、またどこかで恋愛に臆病になっていることに向き合おうとしない点に共通性を感じ、いがみ合いながらもそれが本音のぶつかり合いとなって距離が近づいていく展開に目が離せませんでした。結末で見られた幼少期に二人が出会っていたという事実、またその出会いに恋心を抱いていたという姿に運命を感じ、結婚までは描かれなかったものの、幸せになってほしいと強く願った作品でした。最後まで期待を裏切らない展開でした。
恋ベタ同士のドタバタラブストーリー
展開やラストが予想できるストーリーではありますが、コミカルさが勝るため、一度見たら続きを見ずにはいられなくなりました。何より、主要なキャストのキャラクターが本当に滑稽で、強く印象に残るのです。
主人公の依子はバリバリエリートながら不器用すぎて、思わず応援したくなりますし、口だけは達者で働かない巧には時々ムカつくんですが、彼の知的さに憧れたり。モテない依子に思いを寄せ続ける豊も可愛らしいし、幽霊として登場する小夜子の発言は毒舌だけど、的を射ていて。彼らのやり取りを見ていると楽しいだけではなく、ダメな点は反面教師になることも沢山あり、生きることの難しさとささやかな喜びも感じられました。
大概笑いながらも、時々しんみりして、恋ベタ人間の恋模様を堪能できるドラマです。
エリートな女性とニートの男性の笑えてしまうポンコツ恋愛ドラマ
東京大学大学院を卒業し国家公務員となっている超エリートの籔下依子と高等遊民と自称している単なる趣味嗜好に没頭する日々を送るニートの谷口巧というあり得るはずのない恋愛ドラマの構成の凄さに驚かされ、巧のポンコツさは予想できていましたが、全てを計画的に考えて生きている依子の恋愛に関する知識の無さをカバーするために頑張ったのにズレてしまう可笑しさが堪らなく、巧と依子のダブルポンコツにはお腹が痛くなりました。
ニートである巧ながらも高学歴な依子と対等に話せていた理由は、高等遊民と名乗るぐらいに大学まで通い勉学をし卒業していたからという点においては纏めるために必要であるため仕方がないもののフィクションだなと感じました。
また、高等遊民と名乗るニートに成り果てた現在の生活スタイルに至った過程には、パロディドラマながらも涙を誘われる場面もあるなど脚本の巧さが感じられ、正反対な2人がカップルとなる運命の赤い糸まで含まれていて恋愛ドラマの素晴らしさが溢れ納得ができる構成は見事でした。
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