シリーズ
タイトル | シリーズ | 公開年 | 制作 | 話数 | 監督 | 脚本 |
大豆田とわ子と三人の元夫 | ドラマ1期 | 2021年 | 関西テレビ | 全10話 | 中江和仁、池田千尋、瀧悠輔 | 坂元裕二 |
再放送情報
現在、再放送情報はありません。
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タイトル | シリーズ | 公開年 | 制作 | 話数 | 監督 | 脚本 |
大豆田とわ子と三人の元夫 | ドラマ1期 | 2021年 | 関西テレビ | 全10話 | 中江和仁、池田千尋、瀧悠輔 | 坂元裕二 |
現在、再放送情報はありません。
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ちょっぴり泣けてたくさん笑えるホームドラマ
あい題名だけで、おもしろそう!と思い観始めましたが、思った以上に感動的で笑える良いドラマでした。ドラマの構成がとても工夫されていて、なんだか全体的に映像なども含めてオシャレという印象で、今までにない新鮮なドラマでした。この三人の元夫のキャラクターが本当に個性的で三人の掛け合いが一番笑えました。そしてそれぞれが、主人公を思いやる行動を取ったりするのですが、それがとても不器用ながらも一生懸命で何気なく非常に温かい気持ちになります。結局三人の元夫との微笑ましい関係性もこの大豆田とわ子という素敵な人間の魅力によって引き起こされているのだな…と、大豆田とわ子の取り巻く環境がとっても羨ましく感じてしまいました。そして大袈裟ではない流れで自然と毎回感動して泣けるポイントもあります。大人の恋・子供との関係・友情などたくさん詰まっていて本当に見ごたえのあるドラマでした。何度も見返したいと思います。
何も考えずに楽しめる作品
40代 女なんだかわからないけど見入ってしまう不思議な作品です。まずは、ヒロインの松たか子さんが、何故こんなにモテるんだろう?という疑問を拭う作業からのスタートになります。彼女の真っ直ぐさ、放っておけない魅力が回を重ねるごとに露呈され、彼女を見ているだけでワクワクしてきます。そして、三人の元夫の個性あふれるキャラクターに目が離せません。事態を大ごとにしたり、周りをひっかけ回したり、とにかく面白いです。松さんのファッションにも注目です。いつもカラフルな色使いの服をお召しになっていて、真似したい要素がたくさんあります。個人的にオススメなシーンは、松さんの入浴シーン。「ロマンチックをあげるよ」を熱唱するんです。歌声が素敵です。
クセが強すぎる登場人物たちが最高にいい
こーま松たか子演じる主人公の大豆田とわ子が3回結婚して3回離婚した元旦那達と繰り広げるヒューマンドラマで、コメディ要素が多くて毎回クスッと笑えて共感できるクセがあるけど好きな人はすごくハマるドラマだと思います。3人の旦那がそれぞれ個性的すぎて俳優も役にピッタリでとても面白いです。3人ともすごくいいキャラなのですが個人的には岡田将生演じる3人目の旦那の元も子もない発言の数々が笑えて好きでした。話の中で出てくるとわ子の新たな恋人候補もクセが強すぎて俳優がよかったです。とわ子の母や親友が亡くなってしまう展開もあって誰と生きるかとか孤独との向き合い方みたいな深いテーマもあってただ面白いだけじゃないとてもいいドラマでした。
センス溢れる会話のやりとりに引き込まれてしまう作品
シゲルアカギ 40代男性先ずはバツ3のとわ子が次々と違う旧姓で話しかけられている場面がユーモアが利いていてこのドラマのセンスの良さというのを感じました。とにかく会話のやりとりが面白いドラマなんでずっと観ていたくなるし時間が経つのが早いドラマでした。とわ子の元夫3人も三者三様の変わり者で1番目の八作は無口であまり感情を出さないタイプ、2番目の鹿太郎は器が小さく3番目の慎森はかなりの理屈屋です。正直、とわ子には男性のタイプがないんだろうかと思えるほど八作、鹿太郎、慎森は違うタイプの3人でした。そんな3人が別れてもとわ子のことが好きで何かと理由をつけて近づこうとしていくのが印象的でした。とわ子と元夫3人が集まるという奇妙な集いはカオスさがあり見応えがありました。
欠落のある人々のコミカルな日常と儚さを描いた斬新なドラマ
クネーム(30代・男)3度の離婚をしたという特徴がある大豆田とわ子だけに特殊な思考を持っているのかと考えたり、とわ子の夫だった初婚だった田中八作、2番目の佐藤鹿太郎と3番目の中村慎森に重大な問題でもあるのかと見ていても、イヤな気持ちになる程の問題点はなく、登場する人物の何処かが抜けている一般的な人間らしさを感じさせる人物構成と、日常に起こってしまう事も普通となっている所に新鮮さを感じる物語でした。
そんな中にもロマンス詐欺ような事にとわ子が引っかかりそうになる場面を入れていて蔓延っている犯罪もコミカルに描いている所も斬新で、とわ子の親しい友人との掛け合いは微妙にズレているのに面白く、いつまでも続いていける関係性のようでいて儚く消えてしまうと誰の身にも起こる事をコミカル描いていた作品で、予想していたよりも遥かに楽しめた事に驚きました。
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